こんにちは、海技塾.comです!

過去問を何周か解いていると、「いつもこの分野の問題で間違えてしまうな…」という自分の「弱点」が見えてきますよね。試験が近づくにつれて、テキストを最初から読み直す時間はなくなり、いかに自分の苦手な部分だけを効率よく潰せるかが勝負になってきます。

しかし、市販の問題集の中から自分の苦手な分野だけを探し出して解くのは、意外と手間がかかるものです。

そこで第7話では、AIに「あなたの弱点だけを狙い撃ちしたオリジナル一問一答クイズ」を作ってもらい、隙間時間で効率よく弱点克服をするテクニックをご紹介します。

苦手分野の「千本ノック」で知識を定着させる

AIは、指定されたテーマに沿って問題を自動生成するのが非常に得意です。テキストを読んでなんとなく分かった気になっていても、いざ問題を解こうとすると言葉が出てこない…という経験は誰にでもありますよね。

知識を「覚える(インプット)」だけでなく、「思い出す(アウトプット)」訓練を繰り返すことで、記憶は強固になります。AIにクイズを出してもらい、弱点分野の千本ノックを行いましょう。

【コピペで使えるプロンプトの型:一問一答クイズ作成】

あなたは、生徒の弱点克服を全力でサポートする海技士試験の熱血ベテラン講師です。(役割)

試験に向けて「ボイラの安全装置(※ここに自分の苦手分野を入れます)」の分野がどうしても覚えられず、重点的に特訓したい受験生のために(目的)、

過去問の傾向を踏まえた「一問一答形式の○×クイズ」を5問作成してください。(形式)

【ルール】

  1. 問題は、本番の試験でよく狙われる引っかけ問題などを意識してください。
  2. 回答を考えたいので、正解と解説は問題のすぐ下には書かず、5問すべて出し終わった一番最後にまとめて記載してください。

AIの回答イメージ

このプロンプトを入力すると、AIは以下のような「あなた専用のドリル」を一瞬で作成してくれます。

【AIからの出題】

  • 第1問: 水面計のガラスが破損した場合、自動的に蒸気や水の噴出を止める装置は「給水内管」である。○か×か?
  • 第2問: ボイラの圧力が規定値を超えた場合に、自動的に蒸気を逃がす安全装置を「安全弁」という。○か×か? (…5問続く)

【正解と解説】(下部にまとめて表示)

  • 第1問の正解:× (解説:水面計のガラス破損時に噴出を止めるのは「ボールバルブ(自動閉鎖弁)」などです。給水内管は給水をボイラ内に均一に配分するものです。)
  • 第2問の正解:○ (解説:安全弁はボイラの破裂を防ぐ最も重要な安全装置の一つです。)

このように、自分の弱点だけが詰まったドリルが完成します。これをスマホに表示させたまま、通勤中や乗船中の休憩時間などの隙間時間にサクッと解くことができます。

さらに一歩進んだ「対話型クイズ」のやり方

もし机に向かってじっくり勉強できる時間があるなら、AIと「チャット形式」でクイズ大会をするのもおすすめです。 その場合は、プロンプトの形式部分を以下のように変更します。

「1問ずつ出題してください。私がチャット欄に回答を入力したら、その正解と解説を出し、続けて次の問題を出題してください。」

こう指示すると、AIは本物の先生のように「では第1問です!〇〇は〜?」と語りかけてきてくれます。自分が答えるまで待ってくれて、間違えたら励ましながら解説してくれるため、ゲーム感覚で楽しく勉強を進めることができますよ。

自分の苦手な分野から逃げずに立ち向かっているあなたは、すでに合格に向けて大きく前進しています!AIが作ってくれたクイズを何度も解いて、「苦手」を「得点源」に変えていきましょう。

次回は、「第8話:面接・口述対策術・AIを試験官に見立てて、本番さながらの『模擬面接』を行う」をお届けします。筆記試験だけでなく、実はAIは口述試験の対策にも絶大な威力を発揮します。お楽しみに!