このページは、令和7年度試験対策のための海事代理士試験 口述試験(船舶安全法)過去問題です。平成27年から令和6年までの10年間の問題を整理したものです。問題の左側の「+」をクリックすると模範解答が表示されます。

【問題(SA0440)】船舶検査証書の効力が停止されるケースとして、船舶安全法には3種類の検査に合格しない場合として記載されている。この検査の種類を2つ述べよ。

【模範解答】
① 中間検査
② 臨時検査
③ 特別検査

【出題】H29 【法第10条第5項】

【問題(SA0450)】船舶安全法第10条第6項には国土交通大臣の登録を受けた船級協会の検査を受け、船級の登録を行った船舶が受有する船舶検査証書が、その有効期間の満了日前であっても、有効期間が満了する場合を2つ規定している。それぞれどのような場合か述べよ。

【模範解答】
① 当該船級の登録を抹消された場合
② 旅客船となった場合

【出題】H27 【船舶安全法第10条第6項】

【問題(SA0460)】検査に関する事項の記録を目的として、最初の定期検査に合格した際に管海官庁から発行される書類の名称を述べよ。

【模範解答】船舶検査手帳

【出題】H29 【法第10条の2】

【問題(SA0470)】総トン数20トン以上の船舶について、船舶安全法第5条の規定による最初の定期検査に合格した場合、船舶所有者に交付されるものを2つ述べてください。

【模範解答】
① 船舶検査証書
② 船舶検査手帳

【出題】R04,R03,H30 【船舶安全法第9条第1項、船舶安全法第10条の2】

【問題(SA0472)】管海官庁の検査に対して不服がある場合、再検査を申請することができる期間を述べよ。

【模範解答】検査の結果に関する通知を受けた日の翌日から起算して30 日以内

【出題】R06 【法第11 条第1項】

【問題(SA0480)】法第26条において、船舶検査の受検義務が、船舶管理人に課せられるのは、どのような場合と規定されているか述べよ。

【模範解答】船舶共有の場合であって、船舶管理人を設定している場合。

【出題】R01 【法第26条】

【問題(SA0485)】船舶が貸借されている場合に、法及び法に基づく命令中船舶所有者に関する規定が適用される者は誰か述べよ。

【模範解答】船舶借入人

【出題】R06 【法第26条】

【問題(SA0490)】法第26条において、船舶検査の受検義務が、船舶借入人に課せられるのは、どのような場合と規定されているか述べよ。

【模範解答】船舶貸借の場合。

【出題】R01 【法第26条】

【問題(SA0500)】本法の全部又は一部が適用される非日本船舶の例を一つ述べよ。

【模範解答】
① 本法施行地の各港間又は湖川港湾のみを航行する船舶
② 日本船舶を所有し得る者の借入れたる船舶にして本法施行地と其の他の地との間の航行に従事するもの
③ 本法施行地に在る船舶

【出題】H28 【法第29条の7】

【問題(SA0510)】船舶安全法第32条(施設強制の規定の不適用)が適用され、船舶検査を受検する必要がない小型漁船はどのような小型漁船か答えよ。

【模範解答】専ら本邦の海岸から12海里以内の海面又は内水面において従業する(総トン数20トン未満の)小型漁船

【出題】H27 【船舶安全法第32条】

【問題(SA0520)】船舶安全法施行規則の漁船の定義を2つ述べよ。

【模範解答】
① もっぱら漁ろうに従事する船舶
② 漁ろうに従事する船舶であって漁獲物の保蔵又は製造の設備を有するもの
③ もっぱら漁ろう場から漁獲物又はその化工品を運搬する船舶
④ もっぱら漁業に関する試験、調査、指導若しくは練習に従事する船舶又は漁業の取締りに従事する船舶であって漁ろう設備を有するもの

【出題】H28 【則第1条第2項】