はじめに
以下は,三級海技士(機関)の筆記試験 「機関2」の補機(3)油圧装置・清浄機に関するの過去問題です。
※ 出題は,平成22年10月から令和7年7月定期試験までの問題を調べたものです。(類)は,類似の問題を示します。解答は一緒です。平成=H,令和=Rに年/月を数字で示しております。
油圧装置
〔問題1〕
図は,油圧装置の流量調節弁の略図である。図に関する次の文の[ ]の中に適合する字句を記せ。
入口圧p1が上昇すると[ ア ]室及び[ イ ]室の圧力p2も上昇して,[ ウ ]弁が左に動く。すると[ エ ]部の開口面積が狭くなって圧力p2が[ オ ]し,[ウ]弁の左右の圧力が平衡した状態で止まる。このようにして[ カ ]弁前後の圧力差(p2-p3)が常に一定に保持され,[カ]弁を通過する流量は一定となる。
【出題:H24/10,H28/02】

〔問題2〕
油圧装置に用いられる次の(1)~(4)の用語をそれぞれ説明せよ。
セルフシール継手
【出題:H27/10】
(1)’自動封止カップリング(セルフシール継手)
【出題:H29/10,R02/04,R04/10 ,R07/07】
(2) アンロード弁
【出題:H27/10,H29/10 ,R07/07】
(3) シーケンス弁
【出題:H27/10,H29/10,R02/04,R04/10 ,R07/07】
(4) 減圧弁
【出題:H27/10,H29/10,R02/04,R04/10】
〔問題3〕
油圧装置に用いられる次の(1)~(3)の弁の役目をそれぞれ記せ。
(1) リリーフ弁 (2) 流量調整弁 (3) シャトル弁
【出題:H23/10,H26/07,H31/04,R04/07(2)(3),R07/02】
〔問題4〕
油圧制御弁に関する次の文の[ ]の中に適合する字句を記せ。
(1) 油圧制御弁には,大別して[ ア ]制御弁,[ イ ]制御弁及び[ ウ ]制御弁がある。
(2) [ア]制御弁の1つであるリリーフ弁は,作動油の[ア]を一定に保ち,その設定により,仕事の[ エ ]が決定される。
(3) [イ]制御弁の1つである絞り弁は,㋑を加減し,仕事の[ オ ]を調節する。
(4) [ウ]制御弁の1つである4ポート電磁切換弁は,内部で横移動する[ カ ]の[ キ ]を切り換えることにより油圧シリンダの直進,停止,後退を制御する。
【出題:H28/04,R02/02】
〔問題5〕
図は,油圧装置に用いられる二次圧力一定形減圧弁の略図である。図に関する次の文の[ ]の中に適合する字句を記せ。
(1) 出口圧力が設定圧力以下のときは[ ㋐ ]は閉じたままなので,スプールの両端の[ ㋑ ]は同一となり,[ ㋒ ]の作用によりスプールは下方へ押し下げられ,流入した油は,ほとんど抵抗なく出口側に流れる。
(2) 出口圧力が設定圧力以上になると㋐が開き,油は,ドレンラインへ流出する。このとき細孔を通過する流れにより,スプールの両端に[ ㋓ ]が発生し,スプールは上方に移動して入口から出口への油路の開度を[ ㋔ ]させ,出口圧力が設定圧力になるよう制御される。
【出題:H29/07】

清浄機
〔問題1〕
図は,弁排出形遠心油清浄機(分離板形)の上部構造の略図である。図に関する次の問いに答えよ。
(1) ①は,何か。(名称を記せ。)また,その役目は何か。
(2) ②は,何か。(名称を記せ。)
(3) パイロットバルブアッセンブリに組み込まれたパイロット弁の役目は,何か。
【出題:H25/10】

〔問題2〕
遠心油清浄機(分離板形)に関する次の問いに答えよ。26/04
(1) 運転中,清浄された油は,回転体内の外側に集まるか。それとも内側に集まるか。また,それは,なぜか。
【出題:H26/04,H29/07,H31/04,R02/07,R05/04】
(2) 清浄油を清浄する場合,加熱温度を適当にする必要があるのは,なぜか。
【出題:H26/04】
(2)’加熱温度を高くするほうがようには,なぜか。
【出題:H29/07,H31/04,R02/07,R05/04】
(3) 傾斜した分離板を多数重ねて使用するのは,なぜか。
【出題:H26/04,H29/07,H31/04,R02/07,R05/04,R06/04】
(4) 遠心油清浄機による油の清浄が,沈殿分離による方法より優れているのは,なぜか。
【出題:H26/04,H29/07,H31/04,R02/07,R05/04】
〔問題3〕
遠心油清浄機(分離板形)に関する次の問いに答えよ。26/07
(1) 油を加熱して温度を上げると,清浄効果が上がるのは,なぜか。【出題:H26/07,R06/04】
(2) 燃料油を清浄する場合,加熱温度の上限は,何によって決められるか。【出題:H26/07】
(3) 清浄(ピュリファイヤ)運転における3層分離及び清澄(クラリファイヤ)運転における2層分離とは,それぞれどのようなことか。 【出題:R06/04】
(4) 封水を必要とするのは,上記(3)のいずれの運転方法か。また,それは,なぜか。 【出題:R06/04】
〔問題4〕
遠心油清浄機(分離板形)の運転に関して,次の文の[ ]の中に適合する字句を記せ。
(1) 清浄機(ピュリファイア)運転とは,油と水及び[ ア ]の3層分離運転のことである。正常な運転を行うため,[ イ ]面をある一定の範囲内に設定する必要があるが,これは[ ウ ]の内径を変えることで行う。
(2) 一般に,処理可能な油の密度は実用的には991kg/m3(15℃)が上限とされ,これを越えると,水との密度差が小さくなり,多少の外乱により大きく[イ]面の位置が変動し,分離不良や[ エ ]の原因となる。
(3) また,密度が991kg/m3(15℃)から1010kg/m3(15℃)の油に対しては,[ オ ]運転が推奨される。[オ]運転とは,2層分離運転で,[ カ ]を連続して機外に排出することができない。
【出題:H24/04,R03/02,R06/10】
