このページは、令和7年度試験対策のための海事代理士試験 口述試験(船舶安全法)過去問題です。平成27年から令和6年までの10年間の問題を整理したものです。問題の左側の「+」をクリックすると模範解答が表示されます。

【問題(SA0530)】小型兼用船とは、どのような船舶か述べよ。

【模範解答】漁船以外の小型船舶のうち漁ろうにも従事するものであって、漁ろうと漁ろう以外のことを同時にしない船舶

【出題】H27 【則第1条第5項】

【問題(SA0540)】船舶安全法施行規則第4条の2で無線電信等を施設しなくともよい船舶が規定されているが、それはどのような船舶か、1つ述べよ。

【模範解答】
① 臨時航行許可証を受有している船舶
② 試運転を行う場合の船舶
③ 湖川港内の水域のみを航行する船舶
④ 推進機関及び帆装を有しない船舶

【出題】R05,R03 【規則第4条の2】

【問題(SA0550)】船舶検査証書に記載される航行上の条件を全て挙げよ。

【模範解答】
① 航行区域(漁船については従業制限)
② 最大搭載人員
③ 制限気圧
④ 満載喫水線の位置

【出題】H27 【則第5条,則第8条,則第10条,則第11条】

【問題(SA0560)】航行区域の種類を全て述べよ。

【模範解答】
① 平水区域
② 沿海区域
③ 近海区域
④ 遠洋区域

【出題】H28 【則第5条】

【問題(SA0570)】最大とう載人員はその種類から3つに区分される。それぞれの名称を全て答えよ。

【模範解答】
① 船員
② その他の乗船者
③ 旅客

【出題】R06類,H27 【則第8条】

【問題(SA0580)】最大とう載人員に関する規定の適用に関し、12歳未満の者の取扱について述べよ。(12歳未満の者何人をもって船舶検査証書記載上の1人分に換算するか?)

【模範解答】
1歳未満の者は算入しないものとし、国際航海に従事しない船舶に限り1歳以上12歳未満の者2人をもって1人に換算するものとする。

【出題】H28 【則第9条第1項】

【問題(SA0590)】総トン数20トン未満の小型船舶のうち、船舶検査を管海官庁が行うのはどのような船舶か2つ挙げよ。

【模範解答】
① 国際航海に従事する旅客船
② 満載喫水線の標示をすることを要する船舶
③ 危険物ばら積船
④ 特殊船
⑤ 結合した二の船舶
⑥ 係留船
⑦ 本邦外にある船舶

【出題】H27 【則第14条】

【問題(SA0600)】国際航海に従事する長さ24メートル以上の貨物船が定期的に受けなければならない船舶検査を全て述べよ。

【模範解答】
① 定期検査
② 第2種中間検査
③ 第3種中間検査

【出題】H28 【則第17条、則第18条第2項】

【問題(SA0618)】小型船舶以外の船舶について、船舶検査証書の航行上の条件の欄には、何が記載されるか。4つ述べよ。

【模範解答】
航行区域、従業制限、最大搭載人員、制限汽圧、満載喫水線の位置、区画満載喫水線の位置、木材満載喫水線の位置、その他の航行上の条件

【出題】R06 【規則第33条第1号・第8号様式】

【問題(SA0620)】総トン数20トン以上の船舶について、最初の定期検査に合格した場合に交付される2つの書類を述べよ。

【模範解答】
① 船舶検査証書
② 船舶検査手帳

【出題】R06,H28 【則第34条第3項】

【問題(SA0630)】船舶所有者は、船舶検査証書を滅失し、又はき損した場合、船舶検査証書の再交付を受けることができるが、その際、管海官庁に提出する申請書の名称を述べてください。

【模範解答】船舶検査証書等再交付申請書

【出題】R04 【則第39条】