はじめに

以下は,三級海技士(機関)の筆記試験 「執務一般」の船内応急工作に関する過去問題です。
※ 出題は,平成22年10月から令和7年7月定期試験までの問題を調べたものです。(類)は,類似の問題を示します。解答は一緒です。平成=H,令和=Rに年/月を数字で示しております。

ガス溶接・ガス切断

〔問題〕

船内応急工作におけるガス切断に関する次の文の〔 〕の中に適合する字句を記せ。
【出題:H26/10,R03/02】
(1) ガス切断は酸素切断ともいわれ,酸素中で〔 ㋐ 〕された鉄がよく燃える反応を利用したもので,鋼の切断に利用される。
(2) 切断しようとする鋼材を〔 ㋑ 〕で加熱し,燃焼温度(約1350℃)に達したとき高圧の酸素を吹き付けると鉄は燃焼して酸化鉄となる。その融点は〔 ㋒ 〕よりも低いため,酸化鉄は溶解して酸素の〔 ㋓ 〕で吹き飛ばされ,切断される。
(3) 鉄が酸化鉄になるとき,鉄の燃焼に必要な〔 ㋔ 〕よりもはるかに大きな熱を発生するので,切断が開始された後は酸素を吹き付けるだけで切断が行われるが,実際には〔 ㋕ 〕があるため㋑は必要である。

〔問題〕

船内応急工作におけるガス溶接及び切断作業に関して,次の問いに答えよ。
(1) 板厚5㎜程度の鋼板の溶接をする場合,前進法と後進法では,どちらが適しているか。
【出題:H23/02】
(2) 軟鋼板を溶接する場合,どのような火炎を用いるか。また,火炎のどの部分を溶接部に当てるか。
【出題:H23/02,H28/04,R05/07】
(2) 突合せ溶接によるひずみで,反り及び収縮を生じさせないためには,それぞれどのようにすればよいか。
【出題:H28/04】
(3) 鋼に含まれる炭素の量は,ガス切断にどのような影響があるか。
【出題:H23/02,H28/04,R05/07】

〔問題〕

船内応急工作におけるガス溶接作業に関して,次の問いに答えよ。26/02
(1) アセチレンボンベは,作業の際,横に倒した状態にしてはならないのは,なぜか。
【出題:R03/07,R05/04】
(2) 軟鋼板を溶接する場合,使用する火口は,どのようなことを考慮して選定するか。
【出題:R03/07,R05/04】
(3) 溶接作業中,逆火が起こるのは,どのような場合か。
【出題:R03/07】

〔問題〕

船内応急工作におけるガス溶接作業に関して,次の問いに答えよ。
(1) 酸素を取り扱う際には,圧力調整器等に油が付着していると,どのような危険があるか。
(2) 酸素アセチレン炎は,酸素とアセチレンの混合割合により,どのように呼ばれているか。
(3) 突合せ溶接によるひずみで,反り及び収縮を生じさせないためには,それぞれどのようにすればよいか。
(4) 溶接熱による「こぶ」を除去するには,どのようにすればよいか。
【出題:R03/04】

〔問題〕

船内応急工作において,板厚10㎜程度の鋼板を手動でガス切断する場合の作業要領を説明せよ。
【出題:H24/10,H26/07,H30/10,R06/10】

〔問題〕

船内応急工作において,ガス切断(酸素切断)が容易にできる金属材料の条件をあげよ。また,その金属材料の名称をあげよ。
【出題:H22/10,H27/10,H29/07,R01/10,R07/07】

三級海技士(機関)800題 問題と解答【2026年版】機関技術研究会 (著)