3E執務一般 筆記問題 その15 燃料油及び潤滑油の積込み並びにこれらの船内貯蔵(4)

3E執務一般 筆記問題 その15 燃料油及び潤滑油の積込み並びにこれらの船内貯蔵(4)

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,執務一般に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

船内の燃料油タンク間において燃料油を移送する場合,漏油事故を起こさないための注意事項をあげよ。

【出題:23/07,25/04,28/02】

ヒント

これは,船内での燃料油の移送に関する注意事項を答える問題です。

まず,担当者(責任者)を決定し,作業の計画を立てなければなりません。

その計画には,誰がどのように作業を行うか,担当者と作業内容を決め,しっかりとした計画,打ち合わせを行わなければなりません。

計画の段階では,配管図をしっかりと確認し,どのバルブを操作し,どのようにラインを作っていくかを計画しなければなりませんね。

もちろん,移送先のタンクの容量が十分であることも大切です。

補油の時と同様に使用する機器類,弁などの作動状態等が良好であることも確認しなければなりません。

移送中は,作業員間でトランシーバー等で連絡を取り合い,液面監視を怠らないことが必要ですし,途中の配管等に漏れがないかを確認する必要があります。

これらのことを箇条書きで詳しく述べましょう。

三級海技士(機関)筆記試験問題
このページでは、三級海技士(機関)の筆記試験問題に関する説明を行います。