3E執務一般 筆記問題 その16 燃料油及び潤滑油の積込み並びにこれらの船内貯蔵(5)
以下は,三級海技士(機関)筆記試験,執務一般に関する過去問題です。
※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。
問題
潤滑油の積込み及び船内貯蔵に関する次の問いに答えよ。
(1) 船内の潤滑油タンクに貯蔵するのは,一般にどのような種類の潤滑油か。【出題:26/07】
(2) 種類の違う潤滑油を同じ取入れ口から積み込む場合,積込みの準備は,どのようにしたらよいか。【出題:26/07,27/02】
(3) 潤滑油タンクへの積込みは,一般にどのような方法で行われるか。【出題:26/07,27/02】
(4) タンクに貯蔵中の潤滑油については,どのような注意が必要か。【出題:27/02】
ヒント
(1) 基本的に,主機関(ディーゼル・タービン等)・発電機原動機に使用する潤滑油であり,使用量の多いものですね。どのような潤滑油があるか,覚えておきましょう。
(2) 粘度・添加剤がどのような潤滑油から積み込みますか?
(3) 潤滑油が大容量の場合,バージのタンクに積み込まれて運ばれてきますが,少ない場合は,ドラムで運ばれてきます。何れの場合も,バージのポンプを使用して船上まで送られ,船の配管を使用して,各タンクへ流し込まれます。稀に,ドラム缶をそのまま船上にデッキ積みする場合もあります。
(4) 基本は,適正な品質管理と適正な使用ですね。これには,どのようなことが必要なのか,答えましょう。