三級海技士(機関)機関二 筆記問題 電気基礎(13)

三級海技士(機関)機関二 筆記問題 電気基礎(13)

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関二に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

単相交流回路の電力に関する次の問いに答えよ。【出題:27/04】

(1) 皮相電力及び有効電力は,それぞれどのように表されるか。

(2) 皮相電力及び有効電力は,それぞれどのような単位で表されるか。

(3) 有効電力,無効電力及び皮相電力の間には,どのような関係が成り立つか。(式で示せ。)

解答

(1) 皮相電力=VI 、有効電力=VIcosφ

(2) 皮相電力の単位は、「kVA」、有効電力の単位は「W」

(3) 無効電力 = VIsinφ
(VIcosφ)2+(VIsinφ)2 = (VI)2×(cos2φ + sin2φ)= (VI)2
(有効電力)2 + (無効電力)2 = (皮相電力)2

参考文献

機関科口述試験研究会編:機関科三級 口述標準テスト,海文堂,1999年

東京海洋大学海技試験研究会編:海技士3E 徹底攻略問題集,海文堂,2011年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成28年度版,成山堂書店,2016年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成30年度版,成山堂書店,2018年

三級海技士(機関)筆記試験問題
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