三級海技士(機関)機関一 筆記問題 ディーゼル機関(46)点火遅れ

三級海技士(機関)機関一 筆記問題 ディーゼル機関(46)点火遅れ

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関一に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

ディーゼル機関の燃料油の点火遅れは,次の(1)~(3)の事項によってどのような影響を受けるか。それぞれ述べよ。 【出題:22/10,26/04,29/02(2)(3)】

(1) 噴射時期

(2) 噴射量

(3) 回転速度

解答

(1) 圧縮行程中で燃焼室温度が最高になる時期,すなわち圧縮行程の終わり上死点近くで燃焼を始めれば,点火遅れは減少する。

(2) 点火遅れ期間中の噴射量が多いと点火遅れは増大するが,負荷が増して噴射量が増加した場合,燃焼室の平均温度が高くなり,点火遅れは減少する。

(3) 回転速度が上がると,単位時間中の発生熱量が増えるのと,ピストンリングからのガス漏れや冷却損失が減少するので,燃焼室の平均温度が上がり空気のうず流れも増すので,点火遅れは減少する。

参考文献

機関科口述試験研究会編:機関科三級 口述標準テスト,海文堂,1999年

東京海洋大学海技試験研究会編:海技士3E 徹底攻略問題集,海文堂,2011年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成28年度版,成山堂書店,2016年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成30年度版,成山堂書店,2018年

三級海技士(機関)筆記試験問題
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