三級海技士(航海) 運用 筆記試験問題 雲(2)
以下は,三級海技士(航海)の筆記試験における,運用に関する過去問題です。
※ 出題は,平成20年7月から平成30年2月定期試験までの問題を調べたものです。「平成/年」を数字で示しております。
問題
雲の成因や降水の原因となる上昇気流は,どのような場合に起こりやすいか。具体例を3つあげよ。
【出題:22/07,23/10,26/02,28/07】
解答
① 対流性上昇気流:強い日射によって局地的に地面が暖められる場合。
② 地形性上昇気流:地形の影響によって空気が上昇する場合。
③ 前線性上昇気流:前線上を暖気が上昇する場合。寒気団と暖気団がぶつかり合う前線では,暖気が換気より軽いので暖気は上昇気流となり前線に沿って滑昇する。
④ 収束性上昇:気流の収斂によって上昇する場合。風が周囲より吹きつのるとそこでは上昇気流が生じる(台風・温帯低気圧)
上記から3つを選択する。
参考文献
航海技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(航海)800題 平成24年度版,成山堂書店,2012年
航海技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(航海)800題 平成27年度版,成山堂書店,2015年
航海技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(航海)800題 平成30年度版,成山堂書店,2018年
三級海技士(航海)筆記問題(全問掲載済み)
平成22年7月から平成30年2月定期試験までの問題を調べたものです。
参考文献
東京海洋大...