三級海技士(機関)機関一 筆記問題 補助ボイラ 作動原理(4)

三級海技士(機関)機関一 筆記問題 補助ボイラ 作動原理(4)

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関一に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

ディーゼル船に採用される補助ボイラ及びこれとは別に設置された排ガスエコノマイザを組み合わせた装置の系統図を描いて,航行中,ボイラ内へ送られた給水が,ボイラから蒸気となって出るまでの流れを,通過する主要な機器名を入れて説明せよ。

【出題:24/04,26/07,29/02】

解答

① 補助ボイラ(Aux.Boiler)内のボイラ水は,ボイラ水循環ポンプ(Boiler Water Circ. Pump)で排ガスエコノマイザ(Exhaust Gas Economaizer)の蒸発管へ送られる。

② ボイラ水は蒸発管内を流れる間に主機排気ガスから熱を吸収し,汽水混合体となって補助ボイラへ戻る。

③ 補助ボイラに戻った汽水混合体は,ここで汽水分離され,蒸気は塞止弁(Main Stop Valve)から取り出される。

参考文献

機関科口述試験研究会編:機関科三級 口述標準テスト,海文堂,1999年

東京海洋大学海技試験研究会編:海技士3E 徹底攻略問題集,海文堂,2011年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成28年度版,成山堂書店,2016年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成30年度版,成山堂書店,2018年

三級海技士(機関)筆記試験問題
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