三級海技士(機関)機関二 筆記問題 補機 うず巻ポンプ(6)

三級海技士(機関)機関二 筆記問題 補機 うず巻ポンプ(6)

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関二に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

清・海水用たて形うず巻ポンプに関する次の問いに答えよ。

(1) 下部水中軸受の潤滑は,どのようにして行うか。【出題:24/04,29/04】
(2) 上記(1)の軸受内面に数条の溝が設けられているのは,何のためか。【出題:29/04】
(3) 運転中,軸方向に加わる力としてどのようなものがあるか。【出題:29/04】
(4) 横形うず巻ポンプに比べてどのような不具合が生じやすいか。(理由も記せ。)【出題:24/04】

解答

(1) 多くは、ポンプ送出し側の圧力水により強制注水する潤滑方式である。まれに潤滑油(グリース)による潤滑が行われる場合がある。
(2) 潤滑及び冷却用の水の流れをよくするため。
(3) ① ポンプ内の保有する水の重量,羽根車及びその軸の重量。
② 吹込み側が下向きの場合,軸方向スラスト(上向きの場合は①が軽減される。)
③ 軸底部水中軸受注水圧による押し上げ力。
(4) 軸自身の質量による下向きの力が働くため,軸方向スラストが発生する。

三級海技士(機関)筆記試験問題
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