三級海技士(機関)機関二 筆記問題清浄機(3)

三級海技士(機関)機関二 筆記問題清浄機(3)

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関二に関する過去問題です。
※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

遠心油清浄機(分離板形)に関する次の問いに答えよ。【出題:26/07】

(1) 油を加熱して温度を上げると,清浄効果が上がるのは,なぜか。

(2) 燃料油を清浄する場合,加熱温度の上限は,何によって決められるか。

解答

(1) 油を加熱することにより油の粘度が低下し,夾雑物との比重差が大きくなることから,清浄効果が上がる。

(2) ① 燃料油の場合,密度や引火点など。
② 封水の蒸発を防ぐため,98℃以下にする。

参考文献

機関科口述試験研究会編:機関科三級 口述標準テスト,海文堂,1999年

東京海洋大学海技試験研究会編:海技士3E 徹底攻略問題集,海文堂,2011年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成28年度版,成山堂書店,2016年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成30年度版,成山堂書店,2018年

三級海技士(機関)筆記試験問題
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