三級海技士(機関)機関二 筆記問題清浄機(4)

三級海技士(機関)機関二 筆記問題清浄機(4)

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関二に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

遠心油清浄機(分離板形)の運転に関して,次の文の[ ]の中に適合する字句を記せ。

【出題:24/04】

(1) 清浄機(ピュリファイア)運転とは,油と水及び[ ア ]の3層分離運転のことである。正常な運転を行うため,[ イ ]面をある一定の範囲内に設定する必要があるが,これは[ ウ ]の内径を変えることで行う。

(2) 一般に,処理可能な油の密度は実用的には991kg/m3(15℃)が上限とされ,これを越えると,水との密度差が小さくなり,多少の外乱により大きく[イ]面の位置が変動し,分離不良や[ エ ]の原因となる。

(3) また,密度が991kg/m3(15℃)から1010kg/m3(15℃)の油に対しては,[ オ ]運転が推奨される。[オ]運転とは,2層分離運転で,[ カ ]を連続して機外に排出することができない。

解答

ア:固形物
イ:境界
ウ:調節板
エ:異常流出
オ:クラリファイア
カ:スラッジ

参考文献

機関科口述試験研究会編:機関科三級 口述標準テスト,海文堂,1999年

東京海洋大学海技試験研究会編:海技士3E 徹底攻略問題集,海文堂,2011年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成28年度版,成山堂書店,2016年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成30年度版,成山堂書店,2018年

三級海技士(機関)筆記試験問題
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