三級海技士(機関)機関二 筆記問題 甲板機械(5)

三級海技士(機関)機関二 筆記問題 甲板機械(5)

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関二に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

船内のエレベータ(人員用)に設けられる次の(1)~(3)は,どのようなものか。それぞれ概要を記せ。

(1) 調速機

(2) 緊急脱出装置

(3) 緩衝装置

【出題:23/02,24/07,26/02,27/04】

解答

(1) 遠心調速機などによって,一定以上の速度となれば電源を開放して電磁制動機を作動させ,さらに加速して危険な速度になると非常停止装置を働かせて急停止させるためのもの。
(2) 非常の場合に乗員が籠の外に脱出するために.天井部に設けられている扉。
(3) 上下端の停止位置を越えて停止できない場合,上下部ビットにバネあるいは油による緩衝装置を設けて衝撃を和らげる。

参考文献

機関科口述試験研究会編:機関科三級 口述標準テスト,海文堂,1999年

東京海洋大学海技試験研究会編:海技士3E 徹底攻略問題集,海文堂,2011年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成28年度版,成山堂書店,2016年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成30年度版,成山堂書店,2018年

三級海技士(機関)筆記試験問題
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