はじめに
以下は,三級海技士(機関)の筆記試験 「機関1」の主ボイラ(1)、作動原理に関するの過去問題です。内燃機関限定の免許を取得する場合は、出題はありません。
※ 出題は,平成22年10月から令和7年7月定期試験までの問題を調べたものです。(類)は,類似の問題を示します。解答は一緒です。平成=H,令和=Rに年/月を数字で示しております。
主ボイラの作動原理
〔問題1〕
船用2胴D形水管主ボイラに関する次の問いに答えよ。
(1) 蒸気ドラムの胴板は,上半と下半ではどちらが厚いか。また,それはなぜか。
【出題:H23/07,H26/04,H27/10,H28/10,H30/07,R03/02,R05/07,R06/10】
(2) 蒸気ドラム内には,どのようなものが設置されているか。
【出題:H23/10,H26/04,H27/10,H29/10,H31/02,R03/10,R05/04,R06/10】
(3) 水冷壁管寄せの側面にハンドホールが設けてあるのは,なぜか。
【出題:H23/10,H26/04,H27/10,H29/10,H31/02,R03/10,R05/04】
〔問題2〕
船用2胴D形水管主ボイラに関する次の問いに答えよ。
(1) 過熱器管寄せ内に仕切り板(隔板)が設けてあるのは,なぜか。
【出題:H23/10,H26/02,H29/10,H31/02,R03/10,R05/04】
(2) 水ドラム内には,どのようなものが設置されるか。
【出題:H23/07,H26/02,H29/10,H31/02,R03/10,R05/04】
(3) 降水管は燃焼ガスに接触しないようにするのは,なぜか。
【出題:H23/07,H26/02,H28/10,H30/07,R03/02,R05/07,R06/10】
(4) ひれ付水管を互いに溶接した構造の水冷壁を,何というか。
【出題:H23/07,H26/02,H30/07,R03/02,R05/07,R06/10】
〔問題3〕
船用2胴D形水管主ボイラの安全弁に関する次の問いに答えよ。
(1) 安全弁の面積は,蒸発量を一定とした場合,制限気圧に比例するか,それとも反比例するか。また,その理由は,何か。
(2) 過熱器の安全弁吹出し圧は,ボイラ胴の安全弁吹出し圧よりも高くするか,それとも低くするか。また,その理由は,何か。
(3) 安全弁の仮封鎖は,どのような要領で行うか。
【出題:H24/07,H26/07,H28/07,H30/04,R01/07,R03/04 ,R07/07】
〔問題4〕
船用2胴D形水管主ボイラに関する次の問いに答えよ。
(1) 水管は,ドラムや管寄せにどのような方法で取り付けられているか。
(2) 前部蒸発管の管ピッチ(隣の管との中心線との距離)は,後部蒸発管のピッチより大きくするのは,なぜか。
(3) 下記㋐~㋒の管を管径の大きい順に並べると,どのようになるか。
㋐ 降水管 ㋑ 過熱器管 ㋒ 水冷壁管
【出題:H22/10,H24/04,H26/10,H28/02,H30/02,H31/04,R03/07,R05/10,R07/02】
〔問題5〕
船用2胴D形水管主ボイラの燃焼装置に関する次の問いに答えよ。
(1) 天井だき方式とは,どのような方式か。また,この方式の利点は,何か。
【出題:H23/04,H24/10,H26/02,H27/07,H28/10,H31/04,R01/10,R04/10】
(2) 圧力噴霧バーナにおいて,直流式(直接式)及び還流式(循環式)とは,それぞれどのような方式のバーナか。
【出題:H24/10,H26/02,H27/07,H30/07,R01/10,R04/02,R06/02】
(3) 蒸気噴霧バーナの利点は,何か。
【出題:H23/04,H24/04,H24/10,H26/02,H27/07,H30/07,R01/10,R04/02,R06/02】
(4) バーナ負荷調整範囲(ターンダウン比)とは,どのようなことか。
【出題:H23/04,H24/04,H30/07,R04/02,R06/02】
(5) 燃焼状態の良否を点検するには,どのような方法があるか。(3つあげよ。)
【出題:24/04,28/10(2つあげよ),H31/04(2つ),R04/10(2つ)】
