このページは、令和7年度試験対策のための海事代理士試験 口述試験過去問題です。平成27年から令和6年までの10年間の問題を整理したものです。問題の左側の「+」をクリックすると模範解答が表示されます。

【問題(SE0490)】船員法第84条に基づき、未成年者が船員となるには、誰の許可を受けなければならないか。また、当該許可を受けた場合、何に関しては成年者と同一の行為能力を有するか答えよ。

【模範解答】
・ 誰の許可:法定代理人
・ 何に関して:雇入契約

【出題】H30 【法第84条】

【問題(SE0500)】船員法第85条第3項に規定される、船舶所有者が船員として使用する者の船員手帳に国土交通大臣の認証を受けなければならない場合は、何歳未満の者を船員として使用するときかお答えください。

【模範解答】 18歳未満

【出題】R03 【法第85条第3項】

【問題(SE0510)】船員法第85条の規定に基づき船舶所有者が年齢16年未満の船員を漁船において使用することのできる場合を2つ述べよ。

【模範解答】
・ 同一の家庭に属する者のみを使用する船舶の場合
・ その船員が年齢15年に達した日以後の最初の3月31日が終了した者の場合

【出題】H28 【法第85条】

【問題(SE0520)】船員法第86条第1項において、船舶所有者が年齢18年未満の船員を夜間において作業に従事させてはならないこととされているが、当該規定が適用されない船舶を2つ答えよ

【模範解答】
・ 漁船
・ 船舶所有者と同一の家庭に属する者のみを使用する船舶

【出題】R06,R02,H28類 【法第86条第1項】

【問題(SE0540)】船員法上の「妊産婦」の船員とは、どのような船員をいうか述べよ。

【模範解答】
・妊娠中の女子船員
・出産後1年以内の女子船員

【出題】H29 【法第88条】

【問題(SE0550)】船員法第89条第1項に基づき、船員が職務上負傷し、又は疾病にかかったときに、船舶所有者が行わなければならないことを答えよ。

【模範解答】
その負傷又は疾病がなおるまで、その費用で療養を施し、又は療養に必要な費用を負担しなければならない。

【出題】R02 【法第89条第1項】

【問題(SE0570)】船員法第91条第2項に規定される、船員の負傷又は疾病が治った後に支払わなければならない予後手当の額について答えよ。

【模範解答】
標準報酬の月額の100分の60に相当する額

【出題】R02 【法第91条第2項】

【問題(SE0580)】船舶所有者は、船員が職務上行方不明になった場合は、行方不明期間中、被扶養者に対して行方不明手当を支払わなければならないが、その義務を負う期間と支払いの頻度を述べよ。

【模範解答】
・ 義務を負う期間:3ヶ月
・ 支払いの頻度:毎月1回

【出題】H29,H27 【法第92条の2】

【問題(SE0590)】船員法第95条において総称している「災害補償」について、船舶所有者が災害補償の責を免れるのは、どのような法令により保険給付を受けるべきときか。国土交通省令で指定する法令に基いて災害補償に相当する給付を受けるべき場合を除いて、法令名を2つお答えください。

【模範解答】
・ 労働者災害補償保険法
・ 船員保険法

【出題】R03 【法第95条】

【問題(SE0600)】船員法第97条第1項に規定される、就業規則を国土交通大臣に届け出なければならない船舶所有者は何人以上の船員を使用する者か、また、就業規則で定めなければならない事項を2つお答えください。

【模範解答】
(前段)常時10人以上を使用する船舶所有者
(後段)一 給料その他の報酬
二 労働時間
三 休日及び休暇
四 定員

【出題】R03 【法第97条第1項】