3E執務一般 筆記問題 船内作業の安全(2)

3E執務一般 筆記問題 船内作業の安全(2)

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,執務一般に関する過去問題です。
※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

船内において,墜落のおそれのある高所で作業する場合,災害防止上注意しなければならない事項をあげよ。

【出題:23/07,25/10】

ヒント

船員労働安全衛生規則
(高所作業)
第五十一条 船舶所有者は、床面から二メートル以上の高所であつて、墜落のおそれのある場所における作業を行わせる場合は、次に掲げる措置を講じなければならない。
一 作業に従事する者に保護帽及び命綱又は安全ベルトを使用させること。
二 ボースンチエアを使用するときは、機械の動力によらせないこと。
三 煙突、汽笛、レーダー、無線通信用アンテナその他の設備の付近で作業を行う場合に、当該設備の作動により作業に従事している者に危害を及ぼすおそれのあるときは、当該設備の関係者に、作業の時間、内容等を通報しておくこと。
四 作業場所の下方における通行を制限すること。
五 作業に従事する者との連絡のための看視員を配置すること。ただし、事故があつた場合に速やかに救助に必要な措置をとることができる状態で二人以上の者が同時に作業に従事するときは、この限りでない。
2 船舶所有者は、船体の動揺又は風速が著しく大である場合は、緊急の場合を除き、前項の作業を行なわせてはならない。

コメント

ヒントにあるようなことを踏まえて、実際に作業をする人に関すること,一緒に作業をする人・周囲の人に関すること,その他,作業方法に関すること,作業を行う環境に関すること等について考えてみましょう。

三級海技士(機関)筆記試験問題
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