三級海技士(機関)機関二 筆記問題 計測器具・工具(4)

三級海技士(機関)機関二 筆記問題 計測器具・工具(4)

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関二に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

図は,作業工具のアイボルトの略図である。次の問いに答えよ。

【出題:22/10,23/10,26/02,29/02】

(1) アイボルトは,どのような作業に使用するか。(具体的な作業名をあげよ。)また,使用にあたって,注意しなければならない点は,何か。

(2) アイボルトの強度は,ふつう,図の①~④の中の,どの部分で決めるか。

解答

(1) シリンダヘッド,ピストンなどの重量物の吊り上げ用に使用する。
① 傷や変形がなく,ねじ穴に合ったものを選ぶ。
② ねじ込む場合,根元まで完全にねじ込む。
③ 荷重をかける場合,ねじの中心線と力の作用が同一方向になるようにする。

(2) 図の③(ボルトのねじ部の径)の部分

参考文献

機関科口述試験研究会編:機関科三級 口述標準テスト,海文堂,1999年

東京海洋大学海技試験研究会編:海技士3E 徹底攻略問題集,海文堂,2011年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成28年度版,成山堂書店,2016年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成30年度版,成山堂書店,2018年

三級海技士(機関)筆記試験問題
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