三級海技士(機関)機関一 筆記問題 プロペラ軸系(4)

三級海技士(機関)機関一 筆記問題 プロペラ軸系(4)

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関一に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

図は,ミッチェルスラスト軸受を示す。図に関する次の問いに答えよ。【出題:24/04,25/07,29/02】

(1) 受金片②の背面に放射状の段abを設ける理由は,何か。

(2) 球面リング③の背面が球面になっているのは,なぜか。

(3) スラスト軸受を調整するとき,ディーゼル主機については,どのような準備作業を行うか。

解答

(1) スラストを受けたとき受金片はabを支点として傾く。そのため,スラストカラーとの間にくさび状の隙間ができて潤滑油が容易に浸入する結果,大きなスラストを受けることができる。

(2) 各受金片とスラストカラーに不同の当たりがあるとき,球面リングの背面により自動的に調節できる。

(3) クランク軸を正しい位置,すなわちクランクピンメタルや主軸受の銅面とクランクアームとの隙間がそれぞれ平均した位置にクランク軸をおき,主軸受とクランクアームとの間に木のくさびを打ち込んで,クランク軸を固定する。

参考文献

機関科口述試験研究会編:機関科三級 口述標準テスト,海文堂,1999年

東京海洋大学海技試験研究会編:海技士3E 徹底攻略問題集,海文堂,2011年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成28年度版,成山堂書店,2016年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成30年度版,成山堂書店,2018年

三級海技士(機関)筆記試験問題
このページでは、三級海技士(機関)の筆記試験問題に関する説明を行います。