二級海技士(航海)筆記問題(法規):港則法 その4

二級海技士(航海)筆記問題(法規):港則法 その4

以下は,二級海技士(航海)の筆記試験における,法規に関する過去問題です。

※ 出題は,平成18年7月から平成26年7月定期試験までの問題を調べたものです。「平成/年」を数字で示しております。

問題1

右図は、港則法に定める特定港において、入航するため航路内を航行中の動力船甲丸(総トン

数10,000トン)と、No.3係船浮標から出航する動力船乙丸(総トン数60,000

トン)が、そのまま進行すれば防波堤の入り口付近で出会うおそれがある場合を示す。次の問いに答えよ。

(1) この場合に適用される航法規定について述べよ。

(2) 乙丸は、どのような航法上の措置をとらなけれなならないか。

【出題:21/10,24/07(6,000)】

問題2

港則法及び同法施行規則に関する次の問いに答えよ。

(1)下の枠内に示す法第15条の規定について:

(ア)「入航する」及び「出航する」の意味を、それぞれ説明せよ。

(イ)入航する汽船が防波堤の進路を避けて待つ場合、入航する汽船は、自船の船首方向について、どのような注意を払う必要があるか。

第15条 汽船が港の防波堤の入口又は入口付近で他の汽船と出会う虞のあるときは、入航する汽船は、防波堤の外で出航する汽船の進路を避けなければならない。

【出題:18/07,20/02,23/02,26/07】

二級海技士(航海)筆記問題
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