はじめに
以下は,三級海技士(機関)の筆記試験 「機関3」の潤滑油に関する過去問題です。
※ 出題は,平成22年10月から令和7年7月定期試験までの問題を調べたものです。(類)は,類似の問題を示します。解答は一緒です。平成=H,令和=Rに年/月を数字で示しております。
潤滑油
〔問題〕
ディーゼル機関用潤滑油に関する次の文の中で,正しくないものを2つだけあげ,その下線部を訂正せよ。
㋐センチストークス(cSt)は,動粘度を表す単位である。
㋑ 油性とは,温度による粘度の変化の度合いを表すものである。
㋒ システム油として使用されるHD油(3種)の添加剤には,主として,酸化防止剤のほかに抗乳化剤が使用されている。
㋓ シリンダ油の反応はアルカリ性である。
㋔ 高温に接すると熱分解により酸化が促進される。
【出題:H24/10類,H27/07,H30/07】
〔問題〕
潤滑油に関する次の問いに答えよ。
(1) 動粘度は,どのようにして求めるか。また,その単位は,何か。 【出題:H25/07】
(2) 油性とは,どのようなことか。 【出題:H25/07,R02/07,R05/10】
(3) 動粘度は,どのようなことか。また,その単位は,何か。【出題:R02/07,R05/10】
〔問題〕
ディーゼル機関用潤滑油舶用3種及び4種(HD油)に関する次の問いに答えよ。
(1) どのような特性を持った潤滑油か。
(2) どのようにして劣化の度合いを調べるか。
(3) 遠心油清浄機で清浄する場合,注水清浄を避けるほうがよいのは,なぜか。
【出題:H28/02】
〔問題〕
ディーゼル機関用潤滑油に必要な次の(1)~(4)の作用をそれぞれ説明せよ。
(1) 減摩作用 【出題:H26/04】
(2) 応力分散作用 【出題:H26/04,H29/07,H31/02】
(3) 密封作用 【出題:H26/04,H29/07,H31/02】
(4) 腐食防止作用 【出題:H26/04,H29/07,H31/02】
(5) 冷却作用 【出題:H29/07,H31/02】
〔問題〕
潤滑油の粘度及び粘度指数に関する次の文の〔 〕の中に適合する字句を記せ。
(1) 滑り軸受(平軸受)に供給される潤滑油の粘度が高過ぎると,油膜の厚さは,〔 ㋐ 〕くなり,油の〔 ㋑ 〕摩擦によって,動力損失が多くなる。
(2) 動粘度とは,粘度(粘性係数)を同温度のその油の〔 ㋒ 〕で割ったものである。単位として〔 ㋓ 〕を用いる。
(3) 粘度指数が小さいことは,温度の変化による粘度変化が〔 ㋔ 〕いことを示す。
(4) 一般にナフテン基油からつくられた潤滑油は,パラフィン基油からつくられた潤滑油よりも粘度指数が〔 ㋕ 〕い。
【出題:H26/10,H29/10】
〔問題〕
潤滑油のアルカリ価に関する次の問いに答えよ。
(1) どのようにして,表すか。(単位も記せ。)
(2) アルカリ価の値は,潤滑油の添加剤における何の性状を表す尺度となるか。
【出題:H27/02,R06/10】
〔問題〕
ディーゼル機関用潤滑油(システム油)に関する次の問いに答えよ。
(1) 粘度指数とは,油のどのような性質を表すものか。
(2) スポットテストは,どのようにして行うか。
(3) スポットテストでは,どのようなことが判断できるか。
【出題:H23/07,H25/10,H28/10,R02/02 ,R07/07 】
〔問題〕
使用中のディーゼル機関用潤滑油(システム油)の試験に関する次の問いに答えよ。
(1) 潤滑油の試料を採取する場合,どのような注意が必要か。
(2) 潤滑油の試験を陸上の試験機関に依頼する場合,添付書類には,どのような事項を記入しておかなければならないか。
【出題:H23/10,H27/04,R03/10,R05/02】
〔問題〕
潤滑油の粘度に関する次の問いに答えよ。
(1) 滑り軸受(平軸受)に供給される潤滑油の粘度が高過ぎる場合及び低過ぎる場合には,それぞれどのような不具合があるか。
(2) ディーゼル機関用潤滑油(システム油)が劣化すると,粘度はどのように変化するか。(理由を付して記せ。)
【出題:H24/04,H28/07,R01/07,R05/04】
〔問題〕
潤滑油であるグリースに関する次の問いに答えよ。
(1) EPグリースとは,どのようなものか。
(2) 万能グリースとして必要な性質は,何か。
【出題:H27/10,R03/07,R05/07】
