三級海技士(機関)機関二 筆記問題 計測機器(6)

三級海技士(機関)機関二 筆記問題 計測機器(6)

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関二に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

回路計(テスタ)により抵抗を測定する場合に関して,次の問いに答えよ。

(1)どのような手順で行うか。

【出題:23/04,24/07,28/04,28/07】

(2) 抵抗回路が断線していると,指針の示度は,どのようになるか。

【出題:23/04,24/07,28/07】

(3) 導線(リード線)のプラス及びマイナスを考慮する必要があるか。

【出題:23/04,24/07,28/07】

(4) 抵抗を電気回路に取り付けたまま測定する場合,正しい測定値を得るために,回路についてどのような注意が必要か。

【出題:23/04,24/07,28/07】

解答

(1) ① 被測定抵抗に電圧が加わっていないことを確かめる。
② 被測定抵抗の概略を知りその値に合わせた適当なレンジを選択する。
③ リード線の端子を短絡して,針が0Ωを示すように0点調整する。
④ リード線を抵抗の両端にあて,指針の示す目盛りを合わせたレンジの目盛りで読み取る。

(2) 無限大(∞)を示す。

(3) 必要ない。

(4) ① 回路に電圧がかかっていないこと。
② 測定すべき抵抗回路に直列あるいは並列に回路が回り込んでいないこと。

参考文献

機関科口述試験研究会編:機関科三級 口述標準テスト,海文堂,1999年

東京海洋大学海技試験研究会編:海技士3E 徹底攻略問題集,海文堂,2011年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成28年度版,成山堂書店,2016年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成30年度版,成山堂書店,2018年

三級海技士(機関)筆記試験問題
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