ディーゼル機関の着火遅れ

おはようございます。

本日は、ここ最近、このサイトにたどり着いた方の検索ワードから。

「ディーゼル機関の着火遅れ」、これは、機関三級の口述試験の定番中の定番ですね。

詳しく説明しても良いのですが、それでは勉強にならないので、考え方、勉強の仕方(流れ)について少しお話ししましょう。

まず、着火遅れって何でしょう?これは、口述対策の本に出ているのでわかりますね。

では、この着火遅れの種類は?これも参考書にあるでしょう(調べてね、2種類あるよ)。

さて、では、「着火遅れの種類とその概要をそれぞれ説明せよ」と聞かれたらどう答えますか?

それを理解する上で必要な知識は、燃焼がどのように起こるかということです。

具体的に言うと、燃焼に至るのにはどのような要素が必要なのか、ということです。

調べてみると、燃焼の3要素というものがすぐに出てくるかと思います。

しかし、最近では、その3要素に1つ足して、4要素という考え方があります。

この4つ目の要素が、着火遅れにどの様な影響を与えるか?を考えましょう。

といった流れで、燃焼というものを考え、必要な要素を関連付けながら調べ、ノートに整理してみてください。

そうすることで、理解でき、忘れないと思います。

そうそう、そこまで調べたら、「始動時と運転時では、2つの着火遅れの内、どちらの着火遅れが支配しているか?」という問題を考えてみましょう。

えっと、もしかしたら、2級の筆記試験の問題だったかも知れませんが・・・