水は空気の約800倍の密度(津波・大雨の危険性)

おはようございます。

昨日の朝は、ビックリしましたね。大きな津波が来なくて良かったです。しかし、まだまだ余震が続いているようで、注意が必要です。

さて、津波の恐ろしさについては、まだまだ記憶に新しいものと思いますが、未だに大雨の時に流されて亡くなる方もいらっしゃいます。

水位はそれほどなくても何故危険なのか?

少し考えてみましょう。答えは、いたってシンプルです。

水は、空気の約800倍の密度があるからです!!

・・・

えっ、わかりにくいですか。

そうですね。例えば、風船の中に空気が入ったものと、水の入ったものと、同じ大きさ、同じ速度でぶつかって来た時に、どちらが痛いと思いますか?

えっ、抽象的すぎる?

では、物理で習った力の公式

F(力)=m(質量)×α(加速度)

ここで、m(質量)= V(体積)×ρ(密度)ですね。

つまり、同じ体積のものならば密度が大きければ大きいほど質量が大きくなる。

質量が大きくなれば、力も大きくなるということです。

密度が800倍であれば、力も800倍の力があるということになります。

通常、10m/sとかの風でも人が吹き飛ばされることはありませんが、10m/sとかといった津波や水流が襲ってきたら・・・もちろん立っていられないでしょう。

ちなみに、10m/sと言えば、時速36kmです。

ちょっと、逃げ切れませんね。

ということで、津波の警報が出たら、速やかに逃げましょう。氾濫する危険のある川へは近づかないようにしましょう。

そして、船乗りの皆さん、青波が上がってくる危険がある時は、デッキ上に出ないようにしましょう!!

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