3E執務一般 筆記問題 その11 機関日誌
以下は,三級海技士(機関)筆記試験,執務一般に関する過去問題です。
※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。
問題
機関日誌に関する次の問いに答えよ。
(1) 海難が発生した場合,どのような役割をするか。
(2) 燃料油について,どのような項目を記録しておくか。
【出題:24/10,25/07,27/04,29/02】
解説
(1)海難が発生した場合,その後何が行われるでしょうか?そう,海難の原因究明ですね。ということは,機関の運用やデータが記載された機関日誌は,重要な証拠書類となります。
(2) 燃料油に関する記入事項は,次のとおりです。
① 燃料油タンクの残量
② 燃料油消費量(主機関,発電機機関,ボイラーなど燃料を消費する機器ごとに)
③ 燃料油の補給があった場合,補油量と補油開始及び終了時刻など
④ 燃料油タンク間の移送を行った場合は,その時刻と移送を行ったタンクの名称と移送量
このページでは、三級海技士(機関)の筆記試験問題に関する説明を行います。