三級海技士(機関)機関三 筆記問題 金属材料の焼入れ

三級海技士(機関)機関三 筆記問題 金属材料の焼入れ

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関三に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題1

鋼の焼入れにおいて,冷却速度が速過ぎる場合,どのような害があるか。理由とともに記せ。【出題:23/04,24/10,28/02】

問題2

鋼材料の焼入れにおいて,どのような場合に焼割れを生じるか。また,焼割れの原因は,何か。それぞれ記せ。 【出題:26/10,29/04】

解答1

冷却温度が速すぎると鋼の外周部のみが急速に冷却され内外部の収縮度の違いによって,外周部には引張応力,内部には圧縮応力が残留して焼割れを生じることがある。

解答2

【解答1を参照して解答すること】

コメント

焼入れは,鋼を変態点(組織の構造が変化するポイント)以上の温度まで上昇させ,一定時間後に急激に冷却することをいいます。目的は,鋼を硬くすることです。

三級海技士(機関)筆記試験問題
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