三級海技士(航海) 運用 筆記試験問題 計算(10)横揺れ周期

三級海技士(航海) 運用 筆記試験問題 計算(10)横揺れ周期

以下は,三級海技士(航海)の筆記試験における,運用に関する過去問題です。

※ 出題は,平成20年7月から平成30年2月定期試験までの問題を調べたものです。「平成/年」を数字で示しております。

問題

GM(横メタセンタ高さ)1.30mの船が,A港出航直後に横揺れ周期を測定したところ24秒であったが,B港入航直前には横揺れ周期は28秒となった。この船のB港入航直前のGMを求めよ。

【出題:22/02】

類似問題(上記問題の数値が異なるのみ)

【出題:23/10】GM1.5m,横揺れ周期20秒→横揺れ周期26秒

【出題:28/02】GM1.4m,横揺れ周期21秒→横揺れ周期24秒

【出題:30/02】GM4.73m,横揺れ周期16秒→横揺れ周期19秒

解答

GMと横揺れ周期(T)との関係式は次式のように表わされる。

A港出港直後のGMとTを,GMA,TA,また,B港入港直前のGMとTを,GMB,TBとすれば次の関係式が成り立つ。

ゆえに,

答:0.96m

参考文献

航海技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(航海)800題 平成24年度版,成山堂書店,2012年

航海技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(航海)800題 平成27年度版,成山堂書店,2015年

航海技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(航海)800題 平成30年度版,成山堂書店,2018年

三級海技士(航海)筆記問題
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