三級海技士(機関)機関二 筆記問題 同期発電機(5)

三級海技士(機関)機関二 筆記問題 同期発電機(5)

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関二に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

図はブラシレス同期発電機の基本回路図を示す。図に関する次の問いに答えよ。

(1) ①~③の名称は,それぞれ何か。

(2) 原動機により駆動されるのは,どれか。(番号を列挙せよ。)

(3) 運転中,負荷が変動した場合,端子電圧はどのようにして一定に保たれるか。(①~⑥を使用して説明せよ。)

【出題:26/04,27/07】

解答

(1) ① 交流励磁機界磁巻線

② 交流励磁機電機子巻線

③ 整流器

<参考>

整流器の電気用図記号は,JIS C0617-5:2011(電気用図記号‐第5部:半導体及び電子管)によれば次のとおりである。

(2) ②,③,⑤

(3) 負荷変動による端子電圧の変化を④自動電圧調整器(AVR)で検出し,① 交流励磁機界磁巻線の励磁電流,② 交流励磁電機子巻線の起電力,③ 整流器の直流電流。④ 主界磁巻線の励磁電流を増減させて端子電圧を一定に保つ。

参考文献

機関科口述試験研究会編:機関科三級 口述標準テスト,海文堂,1999年

東京海洋大学海技試験研究会編:海技士3E 徹底攻略問題集,海文堂,2011年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成28年度版,成山堂書店,2016年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成30年度版,成山堂書店,2018年

三級海技士(機関)筆記試験問題
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