三級海技士(機関)機関一 筆記問題 プロペラ軸系(9)

三級海技士(機関)機関一 筆記問題 プロペラ軸系(9)

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関一に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

航行中における油潤滑式船尾管軸受の軸受用潤滑油タンク(ドレンタンク)に関して,次の問いに答えよ。 【出題:22/10,26/10,29/07】

(1) タンク内の油面が上昇する場合の原因は,何か。(2つあげよ。)

(2) タンク内の油面がはなはだしく低下する場合,どのような応急処置をとるか。(2つあげよ。)

(3) タンク内の油温が上昇する場合の原因は,何か。(2つあげよ。)

解答

(1) ① 船尾管LOクーラ内部の冷却管破損による冷却水の混入。

② 船尾管冷却水タンク損傷による冷却水の混入。

(2) ① 潤滑油を必要油量補給する。

② LOクーラや油管系からの漏洩箇所を特定し,修理する。

③ 前部船尾管軸封装置から油が漏洩している場合,軸封装置への油圧を上げ,シールリングの面圧を上昇させる。

④ 後部船尾管軸封装置の海水シールリング及びLOシールリングの損傷の場合,予備LOシールリングに油圧をかけて作動させる。

⑤ 船尾喫水を可能な範囲で上げる。

(3) ① 冷却水温度の上昇。

② 海水温度の上昇。

③ LOクーラの冷却能力低下。

④ 船尾管軸受の損傷による発熱。

参考文献

機関科口述試験研究会編:機関科三級 口述標準テスト,海文堂,1999年

東京海洋大学海技試験研究会編:海技士3E 徹底攻略問題集,海文堂,2011年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成28年度版,成山堂書店,2016年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成30年度版,成山堂書店,2018年

三級海技士(機関)筆記試験問題
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