はじめに
以下は,三級海技士(航海)の筆記試験 「航海」の潮汐,潮流,海流に関するの過去問題です。
※ 出題は,平成28年2月から令和7年2月定期試験まで(10年分)の問題を調べたものです。(類)は,類似の問題を示します。解答は一緒です。平成=H,令和=Rに年/月を数字で示しております。
潮汐に関する文章問題
〔問題1〕
入港当日の港の水深が海図記載値より浅くなることがあるかどうかを知るには,どのようにすればよいか。
【出題:R01/07,R04/10,R05/10,R06/02】
〔問題2〕
日潮不等と1日1回潮の関係を述べよ。
【出題:H29/04,R03/02,R04/02,R04/10,R06/02】
〔問題3〕
潮汐表に掲載されている標準港以外の港の潮時及び潮高はどのようにして求めればよいか。
【出題:H28/04,H29/07,H30/04,R01/10,R3/04,R04/04,R05/02,R05/07,R07/02】
潮汐表から潮流を求める問題
K海峡航路A灯標付近の潮流問題
【出題:H30/10,R02/04,R06/07】
問題の形式は同じで、午前・午後、流向の問いかけ、潮汐表の数字が異なるのみです。
以下には、過去問を1つだけ示します。
〔問題〕
K海峡航路A灯標付近の潮流に関する次の問いに答えよ。ただし,当日の潮汐表の関係部分は下表のとおりである。
(1) 当日午後の北流は,何時何分から何時何分までか。
(2) 当日午前の南流の最強時と最強流速を求めよ。
K海峡 +:南流 -:北流

【出題:R06/07】
明石海峡航路の潮流問題
【出題:H29/10,H31/02,R03/07,R04/07】
問題の形式は同じで、午前・午後、流向の問いかけ、潮汐表の数字が異なるのみです。
以下には、過去問を1つだけ示します。
〔問題〕
明石海峡航路中央第3号浮標付近の潮流に関する次の問いに答えよ。ただし,当日の潮汐表の関係部分は下表のとおりである。
(1) 当日午後,流向が331°であるのは,何時何分から何時何分までか。
(2) 当日午前,流向が129°の潮流の最強時と最強流速を求めよ。
明石海峡 +:西北西流 -:東南東流

【出題:R02/07】
海流
〔問題1〕
北太平洋の亜熱帯還流(大還流)を形成している主要海流名を4つ記せ。
【出題:H29/02,R02/10,R04/04,R05/10】
〔問題2〕
太平洋における赤道付近の海流の名称を3つあげ,それぞれの流向を述べよ。
【出題:H28/02,H28/07,H30/07,R02/02 R03/10,R04/10,R05/04,R06/04】
三級海技士(航海)800題 問題と解答【2025年版】(収録・2021年7月〜2024年4月) (最近3か年シリーズ)
まずは,潮の満ち引きがどのような仕組みで,どのような間隔(通常の場合,例外的な場合)で起こるかを調べましょう。
次に,潮汐表は,満潮や干潮について,どのような水面を基準に示してあるかを学びましょう。
また,潮汐表の基準港とは,どのようなもので,それ以外の港との関係並びにそれ以外の港の潮時及び潮高の求め方を学びましょう。