ぼくは、ふなのるくん。
船乗りのお兄さんのために、恋人のお姉さんがこるくで作ったお守りなんだ。
でも、ある夏の日、頭のくさりが取れて、お兄さんから落ちてしまったんだ。
くさりが外れて地面に落ちた時、ぼくは、動けるようになったんだ。
だけど、お兄さんは、ぼくが落ちたことに気づかず、大きな段ボールを荷台に載せた自転車に乗って、どこかへ行ってしまったんだ。
つづく
お兄さんからはぐれてしまったふなのるくんは、とりあえず船がたくさん泊まっている港にきました。
「お兄さんの船は、どれかな~?」
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