ぼくは、ふなのるくん。

船乗りのお兄さんのために、恋人のお姉さんがこるくで作ったお守りなんだ。

でも、ある夏の日、頭のくさりが取れて、お兄さんから落ちてしまったんだ。

くさりが外れて地面に落ちた時、ぼくは、動けるようになったんだ。

だけど、お兄さんは、ぼくが落ちたことに気づかず、大きな段ボールを荷台に載せた自転車に乗って、どこかへ行ってしまったんだ。

つづく

ちいさなふなのるくんの大冒険(迷子編) 第1話 親切なお姉さんとの出会い
お兄さんからはぐれてしまったふなのるくんは、とりあえず船がたくさん泊まっている港にきました。「お兄さんの船は、どれかな~?」そこへ、ひとりのお姉さんが通りかかりました。「ねえ、ねえ、お姉さん。」お姉さんは、周りを見回します。「ねえ、お姉さん500

ちいさなふなのるくんの大冒険 (迷子編)第2話 一般貨物船
ちいさなふなのるくんの大冒険(迷子編) 第2話 一般貨物船ふなのるくんとお姉さんは、ある船の前に来ました。「ふなのるくん、これはね、一般貨物船といって、荷物を積む大きな空間があって、そこにいろんなものを積めるようになっているんだ。」「へ~」500

ちいさなふなのるくんの大冒険(迷子編) 第3話 タンカー
ちいさなふなのるくんの大冒険 第3話 タンカー次にふなのるくんとお姉さんがやってきたのは、船の上に何かたくさんあるお船。「お姉さん、このお船は、なんだかごちゃごちゃしているね。これじゃあ荷物が積めないよ。」「(笑)そうね。さっきの船のように500

ちいさなふなのるくんの大冒険(迷子編) 第4話 お姉さんのひみつ
ちいさなふなのるくんの大冒険(迷子編) 第4話 お姉さんのひみつ「ふなのるくん。ちょっと、きゅうけいしていこうか。」(お姉さん)「わーい。どこで?」(ふなのるくん)「そうね。私の乗っている船が近いので、ちょっときゅうけいしましょう。」(お姉500

ちいさなふなのるくんの大冒険(迷子編) 第5話(最終話)再会
ちいさなふなのるくんの大冒険(迷子編) 第5話(最終話)再会ふなのるくんとお姉さんは、少し大きな船のそばに来ました。「この船もコンテナを積んでいるんだね。」(ふなのるくん)「そうね。この船は、私の乗っている船の約5倍の数のコンテナを運べるの500