できるだけ多くの海事人材を世に送り出す(その10)

おはようございます。

いつも海技塾.comを訪問頂き、ありがとうございます。

訪問者数が10,000人を超えました。

少しは、興味を持っていただけるサイトになっているのかな~と、勝手に思い込んでおります。

さて、このシリーズは、今回で、しばらくお休みします。

個人的にも少し、忙しい時期に入りますので、申し訳ございません(あまり、待ち望んでないシリーズかも知れませんが)。

ということで、今回は、何をお話ししましょうかね~。

そうですね。7年ぐらい前、陸上の会社で働いていた時のお話をしましょう。

内航タンカーの船長に言われた一言

以前、とある団体の仕事で、とある内航タンカー(おそらく499総㌧クラス)にインタビューに行きました。

その船には、私より若い船長さんが乗船していました。

乗船し、まずは、船長さんに名刺をお渡ししました。

その時、言われた一言は、今、このようなことをしている一つの要因となっています。

お渡しした名刺には、私の海事関係の資格が書かれていました。

それを見て、船長は言いました。

「へー三級海技士(航海)持っているんですね。もったいないですねー。使わんのなら貸してくださいよ(笑)。」

ありがちな言葉なのですが、

「海技免状がもったいない」

船長の何気ないその言葉が、私の心に妙に響きました。

その時から、私は思い始めたのです。

今までの経験を生かして、資格が無駄にならないように、海運界のために何かできないだろうかと。

それから少しして(同じ年度)、私は、所属していた陸上の会社を辞めました。

https://kaigijyuku.com/about/goal

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