おはようございます。
いつも海技塾.comを訪問頂き、ありがとうございます。
訪問者数が10,000人を超えました。
少しは、興味を持っていただけるサイトになっているのかな~と、勝手に思い込んでおります。
さて、このシリーズは、今回で、しばらくお休みします。
個人的にも少し、忙しい時期に入りますので、申し訳ございません(あまり、待ち望んでないシリーズかも知れませんが)。
ということで、今回は、何をお話ししましょうかね~。
そうですね。7年ぐらい前、陸上の会社で働いていた時のお話をしましょう。
内航タンカーの船長に言われた一言
以前、とある団体の仕事で、とある内航タンカー(おそらく499総㌧クラス)にインタビューに行きました。
その船には、私より若い船長さんが乗船していました。
乗船し、まずは、船長さんに名刺をお渡ししました。
その時、言われた一言は、今、このようなことをしている一つの要因となっています。
お渡しした名刺には、私の海事関係の資格が書かれていました。
それを見て、船長は言いました。
「へー三級海技士(航海)持っているんですね。もったいないですねー。使わんのなら貸してくださいよ(笑)。」
ありがちな言葉なのですが、
「海技免状がもったいない」
船長の何気ないその言葉が、私の心に妙に響きました。
その時から、私は思い始めたのです。
今までの経験を生かして、資格が無駄にならないように、海運界のために何かできないだろうかと。
それから少しして(同じ年度)、私は、所属していた陸上の会社を辞めました。