三級海技士(機関)口述対策 10日間チャレンジ最終日

おはようございます。いよいよ最終日です。

本日は、5日目から8日目の復習です。

今度は、他の問題との関連も合わせて覚えるようにしてください。

つかみの問題

問1.最後に乗船した練習船(又は、最後に乗船していた船)の主要要目を答えよ。

※ これは、必ず押さえておいてください。試験の流れとして、ここから問題へと導くのが定番です。

力学・熱力学・材料力学等(基礎力学)

力学

問1.熱応力とはどのような応力か?

※ シリンダーライナーの内側と外側どちらに引っ張り応力が作用するか?

※ 他の応力も覚えてね。

問2.安全率とは何か?なぜ、安全率が必要か?

問3.慣性力とは何か?

※ ヒント:電車のつり革の動き。

問4.遠心力とは何か?遠心力の計算式について説明せよ。

※ 参考:遠心力(内部リンク)

問5.遠心力を用いた機械にはどのようなものがあるか?

問6.応力の種類について述べよ。プロペラの前進面、後進面、それぞれにかかる応力は、何か?

問7.トルクとは何か?

※ モーメントとは?

熱力学

問1.絶対零度とは何か?

※ 絶対圧力なんて用語もあるよ。

問2.臨界温度、臨界圧力

※ ボイラーのところで習ったと思います。

問3.比熱とは何か?定容比熱と定圧比熱はどちらの方が大きいか?

問4.熱機関のサバテサイクルについて図示して説明せよ。(どこが等容,等圧行程か、など)

※ ディーゼルサイクル,オットーサイクルと共に勉強しておくこと。

問5.伝熱の種類を説明し、機関室内で例を挙げよ。

※ ヒント:3つ。

問6.ボイル・シャルルの法則とは何か?

※ これは、概念的に覚えているべき、エンジニアの基礎知識です。ベルヌーイの定理と共に覚えておけば、機関室内の圧力計や温度計の示す意味(又は異常発見)が理解できると思います。

問7.線膨張率,線膨張係数について説明せよ。

材料

問1.材料の熱処理について、種類と概要を説明せよ。

※ 定番の問題

問2.金属の微細な傷の発見方法について述べよ。

※ 非破壊検査の種類

問3.非破壊検査をいくつか挙げ、簡単に説明せよ。

※ 鋼の細かい傷の発見方法(カラーチェック)を説明せよ。

問4.金属材料における焼入れの目的は何か説明せよ。また、どのような箇所に施されるか?

※ 焼きなまし、焼き戻しとの違いが説明できるように。

問5.材料の強さの種類と概略について述べよ。

※ 参考:強さって何?~引張強さと耐力~(NIC アルファマガジン.com)

問6.フックの法則、ひずみー応力線図について説明をせよ。

※ 上の問の参考リンク参照。

問7.ホワイトメタルの材質、利点、使用箇所について述べよ。

問8.ホワイトメタルの特徴、硬さはどのくらい

問9.鋳鉄の性質について説明せよ(シリンダーライナーに使ってる理由は)。

※ シリンダーライナーに求められる材質は?

問10.ケルメットの材質,利点を説明せよ。

問11.ステライトとは何か(各成分の割合も含む)?

※ どこに使用されるか?

その他

問1.工具の名称と使い方(写真を見せられて)について述べよ。

問2.温度計について、熱電対,測温抵抗式、バイメタル式から1つを説明せよ。

ディーゼル

配管・諸元

問1.直前に乗っていたディーゼル船の始動空気系統を説明をせよ。

※ 次の問と合わせて覚えてね。

問2.運転中に始動空気系統から漏れが発生した場合の調べ方を説明せよ。

※ どうなりますか?

問3.直前に乗船していたディーゼル船の燃料系統について、貯蔵タンクから主機までの流れを説明せよ。

※ 各所の役割と、どういった順番で、出来ればどのぐらいの温度かも把握しておく必要があります。

問4.直前に乗船していたディーゼル船の潤滑油系統の流れの概略を説明せよ。

問5.ディーゼル機関の冷却清水系統の流れを説明せよ。

問6.ディーゼル船の各冷却清水、潤滑油の圧力・温度について述べよ。

問7.主機、発電機の潤滑油の圧力、温度について、おおよその値を答えよ。

構造・材質

問1.2サイクルディーゼル機関(クロスヘッド型)の部品の名称(断面図を見ながら)を答えよ。

※ 参考:2サイクルディーゼル機関断面図(株式会社 赤阪鐵工所ホームページ)

問2.ディーゼル機関(トランクピストン型)の部品の名称(図を見ながら)を答えよ。

問3.トランクピストン,クロスヘッドの利点,欠点は。

問4.過給機の2種類の過給方法について述べよ。

問5.オイルミストディタクターは、何をする機器か?オイルミストが増加する原因は?

問6.オイルミストディテクターの警報点(ミスト濃度が何%で鳴るか)について説明せよ。

※ 参考:オイルミストディテクター(内部リンク)

問7.過給機を付ける理由は何か。

※ 次の問題と合わせて理解しておくこと。

問8.空気過剰率、過剰にする理由について説明せいよ。一般的な空気過剰率の値はどの程度か。

問9.エアークーラーの役目、冷やし過ぎると何が悪いか?自動制御か手動制御か?

※ 上の2つの問題と合わせて理解する必要があります。

問10.動圧過給,静圧過給、排気干渉について説明せよ。

※ 2サイクル,4サイクル、どちらが動圧過給で、どちらが静圧過給?

問11.ピストン速度とは何ですか?また、ピストン速度が速すぎるとどうなるか?

※ 2サイクルディーゼル機関と4サイクルディーゼル機関ではどちらが速い?

問12.クランクピンボルトにかかる力を挙げてください。また、その中で最大のものは何ですか?

問13.スラスト軸受は、どのようにスラストを受けるか?

問14.たわみ継ぎ手とは何か?

問15.はずみ車とは何か?

内部リンク(2サイクルディーゼル機関)

問16.ピストンリングの材質はどのようなものが使用されるか。

問17.ピストンリングの張力の簡単な測り方について説明せよ。

燃焼・効率

問1.着火遅れ、後燃えについて説明せよ。(後燃えは通常のディーゼル機関で発生しているか)

※ 手引き線図で図示して説明できるように。

問2.平均有効圧力とは何か?

※ 平均に対して、他の圧力も覚えてね。

問3.燃料消費率とは、直前に乗船していた船舶の燃料消費率は?

※ 大体の数字は、覚えておいた方がいいです。

問4.推進効率、主機の損失の種類、主機の損失で最大のものは?

※ どのような損失があるか?

問5.ディーゼル主機関の伝達効率、推進効率について、おおよその値を答えよ。

問6.インジケーター線図の説明、及びたび型線図を用いた図示出力の求め方について説明せよ。

※ それぞれの線図のイメージが書けるようになっておくこと。

問7.図示出力の求め方において、4サイクルと2サイクルで式が異なる理由は?図示出力と軸出力の大小とその理由について述べよ。

※ 4サイクルディーゼル機関と2サイクルディーゼル機関の代表的な相違点は?

問8.直前に乗船していたディーゼル船の平均有効圧力、最高圧力を答えよ。

※ そもそも、平均有効圧力とは?

問9.燃料消費率とは、その値から何がわかるか。2サイクルディーゼル機関の既値は?

運転・取り扱い

問1.エアーランの目的は、何か?

※ 始動時と停止時、それぞれの役割を説明すること。

問2.試運転の要領を述べよ(船橋との連絡を含む)

問3.ディーゼル主機関が始動しない理由を述べよ。

※ よく、電化製品の取扱説明書で、動かないときに「電源は入っていますか?」なんて記載もありますね。そのようなところからでも、考えられることを全て答えましょう。

問4.ディーゼル機関始動直後に気をつけることを挙げよ。

※ 特に、始動時は、どのような状態なのか考えながら。

問5.ディーゼル機関で一般的に低回転における運転を避けるのはなぜか?ディーゼル機関の低負荷時の不具合は、どのようなものがあるか。

※ 燃料消費量,燃焼性などについて、どのようになるか。

問6.リングアップ時の作業について説明せよ。

※ 練習船等のことを思い出してね。

問7.トルクリッチとは何ですか?

問8.運転中の異音は、どのような原因が考えられるか?

※ 機関室で聞くことができる音には、どんな音がありますか?

不具合

問1.シリンダー出力が低下する原因は?

※ 関連問題、排気温度が高くなる原因は?

問2.低出力運転を続けた場合の不具合には何があるか?

問3.シリンダー出力のばらつきの原因について挙げよ。

問4.排気干渉とは何か?

※ 2種類の過給方式(静圧過給,動圧過給)、どちらが排気干渉の影響を受けやすいか?どのように防止するか?

問5.ブローバイとは何か。どこを見たらブローバイの判断ができる?

問6.ディーゼル船における危険回転数とは何か?また固有振動とはどういうことか

問7.経年変化によってライナーが摩耗した場合に起こることを挙げよ。

保守

問1.クランクデフレクションとは、何か?なぜ発生するか。

問2.クランクデフレクションの計測方法について説明せよ。

※ ディフレクションゲージをどこに取り付けるか。許容範囲は、どの程度か?

※ デフレクションゲージの値以外に記載すべき事項は。

※ 冷態時は上反りか下反り、どちらの状態になりやすいか。その理由は?

※ 修正を要する値は。

問3.2サイクルディーゼル機関のクランク点検では、どこを点検するか?

※4サイクルディーゼル機関の場合も答えられるように。

※ まず、クランクケースの点検を行う際の心得から説明。

問3.燃料噴射弁の噴射テストにおけるチェック項目は(噴霧状態,噴射圧など)

問4.燃料噴射弁のテスト方法,項目について説明せよ。

※ 燃料噴射弁は、どのような構造で、どうやって噴射を制御しているの?

問5.燃料噴射弁の連続使用期間は、どの程度か?

問6.主軸受の摩耗の計測方法を述べよ。

問7.タペットクリアランスとは、何か?

※ どのように計測し、調整するか?

問8.シリンダーライナー計測の方法・計測箇所について述べよ。

※ どのようなものを使用して、どこ(位置,方向)を計測するか。

問9.ディーゼル機関のライナーの摩耗を発見する方法(計測する以外で)について説明せよ。

※ どのような現象が見られるか?燃料,潤滑油の消費量は、どうなるか?

問10.FO系統のプライミングの方法について述べよ。

問11.燃料噴射率とは?単位は?変化する状況について、何に使う?

プロペラ・軸系統(推進を含む)

問1.プロペラの材質は、どのようなものが使用されるか?

問2.キーレスプロペラとは何か。何の力でプロペラ軸に固定しているか。抜き出し方を説明せよ。

問3.ハイスキュードプロペラとは何か?

※ 参考サイト:プロペラ,『3級舶用機関整備士指導書』(日本財団図書館)

問4.スキューバックとは何か。

※ ウォッシュバックという単語もあるよ。

問5.CPPとは、何の略語?その構造は?

問6.CPPの利点、及び欠点について説明せよ。

問7.プロペラの損傷を調べる方法について説明せよ。

問8.キャビテーションを説明せよ?

問9.プロペラのキャビテーションはどこで起こる?

※ キャビテーションがどのように起こるのか?プロペラ付近の水圧分布は?

問10.プロペラを抜き出す際の手順及び注意すべきことは何か?

問11.プロペラ軸にかかる応力を全て応えよ。

問12.プロペラ軸の損傷の種類、クロスマークはどこに発生しやすいか。

※ どのようなもので、どこに発生するか?

問13.入渠時にプロペラについて、確認する個所を挙げよ。

問14.船尾管とは何ですか。船尾管は、どのような部品で構成されているか(潤滑油か海水潤滑かで変わる)。船尾管軸封の構造、リップシールの向きについて説明せよ。

問15.船尾管の潤滑油の冷却方法について述べよ。

問16.油潤滑式船尾管について説明せよ(利点等)。

問17.海水潤滑式船尾管について説明せよ。

※ 簡単な構造,利点,材質等。

問18.油潤滑式船尾管の軸受け部材はどのような材質か。

問19.航走時に船体に掛かる抵抗を挙げ、簡単に説明せよ。

補助ボイラー

※ 主ボイラーの問題と思われる問題は、削除しました。

問1.ボイラー缶水試験の検査項目とその値を説明せよ。

問2.ボイラー水の水質の調整は、どのように行うか?

※ ブローの方法、ブロー時の弁操作等。

問3.清缶剤について、どのような役割があるか?

問4.プライミングとは何か?起きるとどうなるか?原因は何か?対処方法を説明せよ。

※ キャリーオーバー,フォーミングと共に押さえておいてね。

問5.キャリオーバーとは何か?何が原因か。どういう不具合が発生するか。

問6.ボイラーのトリップ要因について説明せよ。

※ ボイラーが機能するために必要な要素は?

問7.ボイラー給水の脱気方法について説明せよ。

問8.ボイラー付属弁のシングルシャット,ダブルシャットとは何か?

問9.ボイラーの燃焼状態は、どのように確認するか。

問10.ウォーターハンマーとは何か?

参考:ボイラ水処理(山陰水処理株式会社)

電気・電子

発電機

問1.発電機の始動方法を説明せよ。

問2.発電機の並列運転の方法について説明せよ(各ハンドルの操作も詳しく)。

問3.発電機の並列運転で等しくする項目とその値を述べよ。その項目があっていなければ何を操作して調整するか。なぜ同期検定器は時計回りにするか。反時計回りだとどのような不具合があるか。

問4.発電機の同期解除の方法(並列運転から単独運転時)を説明せよ。

※ なぜ単独運転時と並列時においての違いは。

※ ガバナハンドルを操作するとどうなる?

問5.ブラシレスの構造を簡単に説明せよ。ブラシレスのメリットは、何か。

問6.ブラシ、ブラシレス発電機の仕組み、発電機の励磁方法について説明せよ。

問7.ブラシレス交流発電機の構造について、説明せよ。

配電盤・分電盤

問1.絶縁が低下した場合、アースランプの状態は、どのようになるか。

※ 絶縁が保たれているかは、どのようにして知ることができるか。

問2.アースランプは、どのように系統に接続されているか。

問3.接地と短絡の違いについて述べよ。

問4.アース、ショートの弊害について説明せよ。アースが出た場合の探索方法を説明せよ。

問5.絶縁低下の場所は、どのようにして発見するか。

問6.力率とは何?有効電力って何?

※ お勉強は、外部サイト(電気の資格とお勉強)などがお勧め。

問7.船内で使用される電気系統の電圧の種類について、電圧と用途について説明せよ。

※ 高,中,低。

問8.変圧器の変化比とは?並列運転と保守について説明せよ。

問9.配電盤の保護装置を挙げて説明せよ。

問10.配電盤の優先遮断について説明せよ。

※ 参考サイト:中級講習用指導書(電気艤装設計編)(日本財団図書館)

電動機

問1.電動機が始動しない理由について述べよ。

問2.誘導電動機の始動方法は、同期測度の求め方。Y-Δ結線は、何を表しているか。何のために、そのような結線を行うか。

問3.電動機の始動方法について説明せよ。Y-△始動法が低負荷始動していることを説明せよ。

問4.電動機が海水に浸かったときの対処法を説明せよ。

※ まず何をしますか?

問5.電動機の一般的な形式、始動方法について説明せよ。

問6.誘導電動機の調速法3つの内、1つを説明せよ。

電子,回路

問1.電気回路図から合成抵抗を求める計算問題(例えば、直流回路で抵抗が並列に繋がれていた場合)

補機

冷凍機

問1.冷凍機に関して、冷凍サイクルを簡単に説明せよ(冷媒状態を説明)。

問2.冷凍機をどうすれば暖房に変えられるか。

問3.冷凍機の冷却能力低下の理由は何があるか。

※ 冷凍サイクルに影響を及ぼすものは?

問4.冷凍装置に空気が混入した場合はどうなるか?対処方法は?

※ そもそも、冷凍サイクルの中には、何が入っていますか?それは、どのような性質を持ったものですか?

問5.冷凍機サイクルにおいて、蒸発器に霜が付いた場合、どうなるか。

問6.感温筒の中身は何か。

空気圧縮機

問1.以前乗船したことのある船舶の空気圧縮機は、何段型か。

※ なぜ一段ではないのか。なぜ中間冷却器やアフタークーラーを用いるか。主空気槽の圧力は?

問2.空気圧縮機の潤滑方法について説明せよ。

問3.M0チェックの空気圧縮機の項目を挙げよ。また運転時の注意事項を述べよ。

ポンプ

問1.遠心ポンプの特徴・利点を述べよ(他のポンプと比較して)。

問2.渦巻ポンプの始動方法、吐出圧が上がらないときの対処方法を説明せよ。

※ 練習船で最初の方で習ったような・・・気がします。

問3.渦巻ポンプの吐出側を閉めて始動する理由を述べよ。

問4.渦巻きポンプグランド部のシール方式の内、グランドパッキン方式とメカニカルシール方式について説明せよ。

問5.渦巻きポンプの断面図を見てながら、マウスリングの役割、インペラーの穴は何か?ボールベアリングの潤滑方法はどのように行うか。

※ 構造をイメージできるように。

※ そもそも、渦巻ポンプは、どうやって液体を送り出すのか?

問6.舵機に使用する油圧ポンプの種類について述べよ。また、そのポンプは、他の種類のポンプと比べてどのような点で優れているか。舵が波により力を受けた場合、ピストン内部の油はどのようになるか。

問7.操舵装置の使用温度,圧力について述べよ。

問8.ジャネーポンプについて説明せよ。

造水器

問1.造水器にはどのような形式のものがある?フラッシュ式とは?

問2.造水器の構造と造水の原理について簡単に説明せよ。

※ 器内圧力は、蒸発温度は、飲めますか?

清浄機

問1.油清浄機の構造、清浄の仕組み(清浄機の断面図を見ながら答える)を説明せよ。

※ 原液がどのように入ってきて、どのように不純物等と分離されるのか?スラッジの排出は、どのように行われるのか?など。

問2.油清浄機に使われる作動水の名前を全て挙げ、どのようなものか説明せよ。

自動制御

問1.自動制御の制御方法の種類を列挙せよ。そのうちON-OFF制御について説明せよ。

※ ヒント:P,I,D(何かの頭文字)などもあるよ。

問2.自動制御における、制御装置について、制御に使用する動力ごとの種類を述べよ。

燃料油と潤滑油

燃料

問1.燃料油性状表には何が記載されているか?

問2.機関に影響を及ぼすFOの成分は?

問3.燃料油に含まれる不純物の種類を挙げ、その害について説明せよ。

問4.燃料の凝固点、流動点、引火点、発火点を温度の高い順に並べよ。また引火点とは何か?

問5.燃料の性状、セタン価とは、発熱量とは、その値は?

問6.燃料に含まれる硫黄分やバナジウムが存在する場合の不具合について説明せよ。

問7.燃料の中に、シリカ、アルミナが存在するとどのような弊害があるか。

問8.シリカ、アルミナを触媒として生成した燃料油の名前は何というか?

問9.燃料の積み地が変わったときに加熱以外に調整が必要な機器を挙げ、それはなぜか説明せよ。

※ 燃料の積み地が変わると何が変化するか?(本当は、積み地だけじゃないけどね)

問10.重油の種類について述べよ。また、それぞれ、どのような時に使用するか。C重油の発熱量はいくらぐらいか?

※ 参考サイト:重油(JXTGエネルギー)

参考サイト1「燃料油」『1級舶用機関整備士指導書』(日本財団図書館)

潤滑油

問1.潤滑油の種類について述べよ。

※ 少なくとも4種類ぐらい出てくるように。

問2.潤滑油の役割を四つ挙げ、例を挙げて説明せよ。

問3.シリンダー油とシステム油の違いについて説明せよ。

※ それぞれ求められる性状は?

問4.シリンダー油が高アルカリの理由を述べよ。

※ シリンダー油とシステム油の役割の差です(問43と類似)。

問5.LOが劣化すると、何に変化が現れるか?HD油に添加さえる添加剤

※ 潤滑油の成分表に何が書かれているかも覚えること。

問6.TBNとは、LO清浄剤の種類、LOが劣化するとどうなる。

※ LOの劣化とは、どのような状態?

問7.タービン油,ディーゼル油に求められることを述べよ。

問8.潤滑油に使用する添加剤を挙げ、簡単に説明せよ。

問9.TBNとは、何か。シリンダー油のTBNについて説明せよ。

問10.船内において、潤滑油の清浄が出来ているかの検査の方法について述べよ。

問11.船内における潤滑油の清浄方法について述べよ。

参考サイト2:「潤滑油」『1級舶用機関整備士指導書』(日本財団図書館)

問12.グリースは、どこに使用するか。なぜグリースを使うのか。

※ 参考:グリースの利点と欠点(内部リンク)

その他(執務一般)

問1.ネジ山がなくなった時の対処方法について説明せよ。

※ その時々により色々考えられますね。

問2.海水系統のストレーナーの掃除の手順について説明せよ。

海技試験六法を使用する問題

よく出る法律等の目的は、必ず目を通しておくこと!!

問1.満載喫水線が必要な船舶は?

※ 第3条

問2.電気機械及び電気器具を設備してはいけない場所は?

※ 第52条

問3.非常配置表に表記すべき信号の種類について述べよ。

※ 第3条の3 第5項

問4.高所作業の定義は?

※ 第51条

問5.配電盤の絶縁抵抗は、どの程度か。

※ 第224条

問6.発電機の回転軸の材質は、どのようなものと定められているか。

※ 第187条

問7.特殊場所の照明設備について、どのように定められているか。

※ 照明設備に気を付けなけれはならない特殊な場所とは?,第269条

問8.満載喫水線の標示は、どのように定められているか。

※ 第8条

問9.三級海技士(機関)の免許で青雲丸(遠洋区域,主機出力 7,722kW)なら何等機関士までできるか?

※ 別表第1

問10.船舶検査証書の有効期限は、何年か?

※ 第10条

問11.配線工事の種類について述べよ。

※ 第二節

問12.海技免状の有効期限が切れた際、必要なのは身体検査証明と何ですか?国土交通省が定める乗船履歴とあるが、何年以上か?

問13.油記録簿に関して示してある条文を読み上げよ。

問14.床面等の安全について、どのように定められているか。

問15.定期検査において、電気設備の準備は、どのようなものがあるか。

※第24条

問16.電圧降下は、どの程度にしなければならないか。

※ 第238条

問17.密閉区画からの脱出装置等について、どのように定められているか。

※ 第21条

問18.シリンダー,クランク室の過圧を防止するため、どのような装置が設備されているか。

※ 第23条

問19.消火ポンプに求められる能力は?

※ 第36条,船舶の消防設備を定める告示 第2条

参考サイト

日本財団 図書館:「5.ディーゼルエンジンの燃焼」『2級船用機関整備士指導書』

日本財団 図書館:「第4章 燃料・潤滑油・冷却水」『1級船用機関整備士指導書』

【油圧の豆知識】油圧装置の構成と作動の仕組み(盛和工業グループ)

各種ポンプの構造へのリンク(大晃機械工業株式会社)

船員法(昭和二十二年九月一日法律第百号)

船員法施行規則(昭和二十二年九月一日運輸省令第二十三号)

船員労働安全衛生規則(昭和三十九年七月三十一日運輸省令第五十三号)

船舶設備規程(昭和九年二月一日逓信省令第六号)

船舶安全法(昭和八年三月十五日法律第十一号)

船舶職員及び小型船舶操縦者法(昭和二十六年四月十六日法律第百四十九号)

船舶職員及び小型船舶操縦者法施行令(昭和五十八年二月十二日政令第十三号)

船舶消防設備規則(昭和四十年五月十九日運輸省令第三十七号)

船舶機関規則(昭和五十九年八月三十日運輸省令第二十八号)