本日は、三級海技士(航海)口述の過去問を。
海技試験六法を使用してもよい問題です。
問題
げん外作業を行う際、講じなければならないことは何か?
解答
※海技試験六法で船員労働安全委衛生規則 第52条(げん外作業)を探し、その条文を読む。
一 作業に従事する者に命綱又は作業用救命衣を使用させること。
二 安全な昇降用具を使用させること。
三 つり足場を使用する場合等作業場所が甲板上にいる者から容易に視認できない場合は、当該作業場所の上部のブルワーク、手すり等つり足場等の支持箇所の付近に、作業を行つている旨を表示すること。
四 作業場所の付近におけるビルジ、汚水、汚物等のげん外排出及び投棄を禁止すること。
五 作業に従事する者との連絡のための看視員を配置すること。ただし、事故があつた場合に速やかに救助に必要な措置をとることができる状態で二人以上の者が同時に作業に従事するときは、この限りでない。
六 作業場所の付近に、救命浮環等の直ちに使用できる救命器具を用意すること。