三級海技士(航海) 法規 筆記試験問題 海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律及び同法律施行規則 その9

三級海技士(航海) 法規 筆記試験問題 海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律及び同法律施行規則 その9

以下は,三級海技士(航海)の筆記試験における,法規(海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律及び同法律施行規則)に関する過去問題です。

※ 出題は,平成20年7月から平成30年2月定期試験までの問題を調べたものです。「平成/年」を数字で示しております。

問題

海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律の規定により分離バラストタンクを設置したタンカーの貨物艙に,水バラストを積載してよいのは,悪天候下において船舶の安全を確保するためやむを得ない場合のほか,どのような場合か。同法律施行規則に定めるところを述べよ。

【出題:23/02,24/07,26/04,29/07】

解答

① ばら積みの固体貨物の輸送のための構造を有するタンカーが港湾荷役機械の下で固体貨物の荷役を行うためやむを得ない場合。
② 船舶が桁下高の小さい橋その他の障害物の下を安全に航行するためやむを得ない場合。
③ 港湾,運河等において船舶の安全を確保するため特別の喫水が要求される場合。
④ 船舶の復原性を確保するためやむを得ない場合。
(海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律第5条の3第2項,同法施行規則第8条の11)

三級海技士(航海)筆記問題
三級海技士(航海)筆記問題(全問掲載済み) 平成22年7月から平成30年2月定期試験までの問題を調べたものです。 参考文献 東京海洋大...