三級海技士(航海) 運用 筆記試験問題 運動性能(4)

三級海技士(航海) 運用 筆記試験問題 運動性能(4)

以下は,三級海技士(航海)の筆記試験における,運用に関する過去問題です。

※ 出題は,平成20年7月から平成30年2月定期試験までの問題を調べたものです。「平成/年」を数字で示しております。

問題

最短停止距離に関する次の問いに答えよ。 【出題:23/04,25/10,27/04】

(1) 最短停止距離とは何か。

(2) 最短停止距離を知っておくことは,操船上どのような場合に役立つか。例を2つあげよ。

解答

(1)船が前進全速で航行中に,機関を全速後進にかけてから,船体が水に対して停止するまでの進出距離をいう。

(2)停止するまでの距離であることから以下のような場合が挙げられる。(以下から,2つ解答する)

・航行中に他船との衝突を避ける場合
・航行中に障害物を回避する場合
・着岸や投びょう操船の場合

参考文献

航海技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(航海)800題 平成24年度版,成山堂書店,2012年

航海技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(航海)800題 平成27年度版,成山堂書店,2015年

航海技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(航海)800題 平成30年度版,成山堂書店,2018年

三級海技士(航海)筆記問題
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