三級海技士(航海) 運用 筆記試験問題 復原力(6)

三級海技士(航海) 運用 筆記試験問題 復原力(6)

以下は,三級海技士(航海)の筆記試験における,運用に関する過去問題です。

※ 出題は,平成20年7月から平成30年2月定期試験までの問題を調べたものです。「平成/年」を数字で示しております。

問題

船の復原性に関する次の用語の意味をそれぞれ述べよ。

【出題:23/02,24/02,25/10,27/10,29/07】

(1) 横メタセンタ (2) 復原てこ (3) 初期復原力

解答

(1) 船が直立時における浮力の作用線(図の一点鎖線)と,横方向にごくわずかに傾いたときの浮力(図の青矢印)の作用線との交点(図のM)をいう。

(2) 船の重心(図のG)から浮力の作用線に向けて伸ばした垂線との交点(図のZ)までの距離(GZ)をいう。

(3) 船の排水量(W)と復原てこ(GZ)との相乗積(W×GZ)が復原力であるが,浮力の作用線が横メタセンタを通る小傾斜角θ度傾斜においては,GZ=GM・sinθ(θは傾斜角)となることから,この傾斜の範囲における復元力を初期復原力といい,W・GM・sinθで表す。

参考文献

航海技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(航海)800題 平成24年度版,成山堂書店,2012年

航海技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(航海)800題 平成27年度版,成山堂書店,2015年

航海技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(航海)800題 平成30年度版,成山堂書店,2018年

三級海技士(航海)筆記問題
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