ビューフォート風力階級

問題

ビューフォート風力階級とは何ですか?

解答例

ビューフォート風力階級は、風力を0から12までの13段階で表したものです。

※ 表を全て覚える必要はないと思いますが、何(どんなもの)なのかは、しっかりと覚えておく必要があるでしょう。一応、以下に目をとおしておいてください。

参考:ビューフォート風力階級表

風力
階級
名称 風速 陸上の様子 海上の様子
0 平穏/静穏
Calm
0〜0.2m/s
0ノット
煙はまっすぐに昇る。 水面は鏡のように穏やか。
1 至軽風
Light air
0.3〜1.5m/s
1〜3ノット
風向きは煙がなびくのでわかるが、風見には感じない。 うろこのようなさざ波が立つ。
2 軽風
Light breeze
1.6〜3.3m/s
4〜6ノット
顔に風を感じる。木の葉が動く。風見も動きだす。 はっきりしたさざ波が立つ。
3 軟風
Gentle breeze
3.4〜5.4m/s
7〜10ノット
木の葉や細かい小枝がたえず動く。軽い旗が開く。 波頭が砕ける。白波が現れ始める。
4  和風
Moderate breeze
 5.5〜7.9m/s
11〜16ノット
砂埃がたち、紙片が舞い上がる。小枝が動く。 小さな波が立つ。白波が増える。
5  疾風
Fresh breeze
 8.0〜10.7m/s
17〜21ノット
葉のある灌木がゆれはじめる。池や沼の水面に波頭がたつ。 水面に波頭が立つ。
6  雄風
Strong breeze
 10.8〜13.8m/s
22〜27ノット
大枝が動く。電線が鳴る。傘はさしにくい。 白く泡立った波頭が広がる。
7 強風
High wind / Moderate gale / Near gale
 13.9〜17.1m/s
28〜33ノット
樹木全体がゆれる。風に向かっては歩きにくい。 波頭が砕けて白い泡が風に吹き流される。
8  疾強風
Gale / Fresh gale
 17.2〜20.7m/s
34〜40ノット
小枝が折れる。風に向かっては歩けない。 大波のやや小さいもの。波頭が砕けて水煙となり、泡は筋を引いて吹き流される。
9  大強風
Strong gale
 20.8〜24.4m/s
41〜47ノット
人家にわずかの損害がおこる。 大波。泡が筋を引く。波頭が崩れて逆巻き始める。
10  全強風/ 暴風
Storm / Whole gale
  24.5〜28.4m/s
48〜55ノット
陸地の内部ではめずらしい。樹木が根こそぎになる。人家に大損害がおこる。 のしかかるような大波。白い泡が筋を引いて海面は白く見え、波は激しく崩れて視界が悪くなる。
11   暴風 / 烈風
Violent storm
 28.5〜32.6m/s
56〜63ノット
めったに起こらない広い範囲の破壊を伴う。 山のような大波。海面は白い泡ですっかり覆われる。波頭は風に吹き飛ばされて水煙となり、視界は悪くなる。
12  颶風
Hurricane
 32.7m/s以上
64ノット以上
 被害が更に甚大になる。 大気は泡としぶきに満たされ、海面は完全に白くなる。視界は非常に悪くなる。

参考サイト

気象庁:ビューフォート風力階級表

ウィキペディア:ビューフォート風力階級

コメント

  1. […] ということでまずは、「ビューフォート風力階級表」をもとに風速別のネーミングを確認しましょう。 […]