二級海技士(航海)筆記問題(運用):復原性,トリム及び応力に関する図表(9)

二級海技士(航海)筆記問題(運用):復原性,トリム及び応力に関する図表(9)

以下は,二級海技士(航海)の筆記試験における,航海に関する過去問題です。

※ 出題は,平成18年7月から平成30年2月定期試験までの問題を調べたものです。「平成/年」を数字で示しております。

問題

長さ170mの船が、海水比重1.024{海水密度1024kg/cm3}のA港に船首8.00m,船尾8.80mの喫水で停泊中である。この船の1番倉及び5番倉に貨物を積み込んで、9.00mの等喫水にして出港したい。この場合の次の(1)及び(2)を求めよ。ただし、比重1.024{海水密度1024kg/cm3}におけるこの船の毎㎝排水トン数(TPC)は35トン,毎トリムモーメント(MTC)は、165t・m{1650kN・m}で、浮面心は船体中心から6.0m後方にあり、これらは積荷によって変化しないものとする。また、1番倉及び⑤番倉に積み付ける貨物の重心位置は、それぞれ船体中央から60m前方及び45m後方にあり、停泊中の燃料及び清水等の消費による喫水及びトリムへの影響は考慮しないものとする。

(1) 積荷前の平均喫水(トリム修正を行うこと。)

(2) 1番倉及び5番倉、それぞれに積載する貨物のトン数

注:{ }内はSI(国際単位系)によるものである。計算にはどちらでもよい。

【出題:21/07,類似(数値のみ異なる):23/10,28/10】

二級海技士(航海)筆記問題
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