三級海技士(機関)機関一 筆記問題 プロペラ軸系(3)

三級海技士(機関)機関一 筆記問題 プロペラ軸系(3)

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関一に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

プロペラ軸系に関する次の問いに答えよ。【出題:23/07】

(2) スラスト軸受を調整するときは,ディーゼル主機について,どのような準備作業を行うか。

(3) プロペラ軸と船体の間を,ブラシや板ばねなどにより電気的に接続する場合の目的は,何か。

解答

(2) ディーゼル主機のクランク軸を正しい位置,すなわちクランク軸と主軸受前後の縁との隙間が均等になる位置にクランク軸を固定する作業をする。

(3) プロペラ軸と船体との間の電気的接続により,プロペラと船体間の電位差をなくし,プロペラの腐食を防ぐことができる。

参考文献

機関科口述試験研究会編:機関科三級 口述標準テスト,海文堂,1999年

東京海洋大学海技試験研究会編:海技士3E 徹底攻略問題集,海文堂,2011年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成28年度版,成山堂書店,2016年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成30年度版,成山堂書店,2018年

三級海技士(機関)筆記試験問題
このページでは、三級海技士(機関)の筆記試験問題に関する説明を行います。