このページは、令和7年度試験対策のための海事代理士試験 口述試験過去問題です。平成27年から令和6年までの10年間の問題を整理したものです。

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【問題(SE0010)】船員法に規定する「海員」の定義に船長が含まれるかどうか答えよ。

【模範解答】含まれない。

【出題】H30 【法第2条第1項】

【問題(SE0015)】船員法第2条第1項に規定されている「海員」の定義を答えてください。

【模範解答】船内で使用される船長以外の乗組員で労働の対償として給料その他の報酬を支払われる者。

【出題】R05 【法第2条第1項】

【問題(SE0020)】船員法に規定する「予備船員」の定義を述べよ。

【模範解答】予備船員とは、船員法第1条第1項に規定する船舶(日本船舶又は日本船舶以外の国土交通省令の定める船舶)に乗り組むため雇用されている者で船内で使用されていない者をいう。

【出題】H29 【法第2条第2項】

【問題(SE0030)】船員法に規定する「部員」の定義を答えよ。

【模範解答】職員以外の海員

【出題】H30 【法第3条第2項】

【問題(SE0040)】法第4条に規定される「給料」の定義を答えよ。

【模範解答】船舶所有者が船員に対し一定の金額により定期に支払う報酬のうち基本となるべき固定給。

【出題】R06,R01 【法第4条第1項】

【問題(SE0050)】船員法第4条に規定される、「労働時間」の定義をお答えください。

【模範解答】
・ 船員が職務上必要な作業に従事する時間。
・ 海員にあっては、上長の職務上の命令により作業に従事する時間に限る。

【出題】R04,R01 【法第4条第2項】

【問題(SE0051)】法第4条に規定される、「労働時間」の定義を船員、海員それぞれの観点からお答えください。

【模範解答】
船員:職務上必要な作業に従事する時間
海員:上長の職務上の命令により作業に従事する時間

【出題】R04,R01 【法第4条第2項】

【問題(SE0060)】船員法第5条第1項に規定されている、船舶所有者の規定の適用を受ける者について、船舶共有の場合、船舶貸借の場合それぞれについて答えてください。

【模範解答】
・ 船舶共有の場合には船舶管理人
・ 船舶貸借の場合には船舶借入人

【出題】R05,R03類,H29類 【法第5条1項】

【問題(SE0065)】船員法第6条において、労働基準法の一部規定については船員の労働関係にも同法の直接適用があるものとしていますが、この労働基準法の一部規定の中で用語の定義、適用除外、罰則関係の規定を除いて、条文見出し若しくは規定内容について2つ答えてください。

【模範解答】
労働条件の原則(第1条)、労働条件の決定(第2条)、均等待遇(第3条)、男女同一賃金の原則(第4条)、強制労働の禁止(第5条)、中間搾取の排除(第6条)、公民権行使の保障(第7条)(定義(第9条から第11 条)、適用除外(第116 条第2項)、罰則(第117 条から第119 条及び第121 条)については除くものとする。)

【出題】R05 【法第6条】

【問題(SE0070)】法第9条では、船長は航海の準備が終わったとき、どのようにしなければならないと規定されているか答えよ。

【模範解答】
遅滞なく発航し、且つ、必要がある場合を除いて、予定の航路を変更しないで到達港まで航行しなければならない。

【出題】R01 【法第9条】