以下は,三級海技士(航海)の筆記試験において,潮汐表から潮流を求める過去問題(その2)です。
同様の問題で,問いの部分が午前・午後,北流・南流及び表の数値の違いがある問題が出題されます。
一つの問題を理解すれば,全て解けますので,まずは,一つをゆっくり学習しましょう。
※ 出題は,平成20年7月から平成30年2月定期試験までの問題を調べたものです。「平成/年」を数字で示しております。
問題
明石海峡航路中央第3号浮標付近の潮流に関する次の問いに答えよ。ただし,当日の潮汐表の関係部分は下表のとおりである。
(1) 当日午後,流向が135°であるのは,何時何分から何時何分までか。
(2) 当日午前,流向が324°の潮流の最強時と最強流速を求めよ。
明石海峡 +:西北西流 -:東南東流
転流時 | 最 強 | 場所 | 流向 (真方位) |
潮時差 | 流速 比 |
||
h m | h m kn | 転流時 | 最強時 | ||||
02 11 | 04 37 -3.9 | h m | h m | ||||
08 44 | 10 52 +2.8 | 標準地点:明石海峡 | |||||
13 26 | 16 38 -4.5 | 明石海峡航路 | 324 | -0 5 | +0 10 | 0.8 | |
20 05 | 中央第3号灯標付近 | 135 | +0 20 | +0 5 | 1.0 |
【出題:29/10】
類似問題例
明石海峡航路中央第3号浮標付近の潮流に関する次の問いに答えよ。ただし,当日の潮汐表の関係部分は下表のとおりである。
(1) 当日午前,流向が133°であるのは,何時何分から何時何分までか。
(2) 当日午前,流向が327°の潮流の最強時と最強流速を求めよ。
明石海峡 +:西北西流 -:東南東流
転流時 | 最 強 | 場所 | 流向 (真方位) |
潮時差 | 流速 比 |
||
h m | h m kn | 転流時 | 最強時 | ||||
00 31 | 04 05 -4.0 | h m | h m | ||||
07 23 | 11 00 +5.4 | 標準地点:明石海峡 | |||||
14 45 | 17 18 -2.9 | 明石海峡航路 | 327 | -0 5 | +0 10 | 0.8 | |
21 17 | 中央第3号灯標付近 | 133 | +0 20 | +0 5 | 1.0 |
【出題:21/10】
その他類似問題出題時期
23/04,26/04,27/10
コメント
表の数値を見間違えないよう,ゆっくり確実に行ってみましょう。
北流・南流を間違えないように。