三級海技士(航海) 運用 筆記試験問題 船体構造(7)
以下は,三級海技士(航海)の筆記試験における,運用に関する過去問題です。
※ 出題は,平成20年7月から平成30年2月定期試験までの問題を調べたものです。「平成/年」を数字で示しております。
問題
鋼船の二重底(double bottom)に関する次の問いに答えよ。
【出題:22/02】
(1) 二重底の次の(ア)~(ウ)を構成している部材の名称をそれぞれあげよ。
(ア)上部 (イ)両側部 (ウ)下部
(2) 二重底内は,どのように利用されるか。2つあげよ。
(3) 二重底構造が,特に補強されている箇所又は区画を2つ記せ。
解答
(1)(ア)内底板,中心線内底板,(イ)縁板,二重底外側ブラケット,(ロ)キール,船底外板(正フレーム)
(2) 燃料油,潤滑油等の油槽または清水,バラスト水等の水槽として利用される。
(3)次のうちから2つ選ぶ。
① 機関室(大重量,振動等に対する補強)
② 船首船底部(パンチングやスラミングに対する補強)
③ スラスト受台又は特設ピラーの下部(等局部敵に大きな荷重が加わるところ)
④ 重量物を搭載する船倉の下
三級海技士(航海)筆記問題(全問掲載済み)
平成22年7月から平成30年2月定期試験までの問題を調べたものです。
参考文献
東京海洋大...