3N航海 筆記試験問題 GPS(2)

以下は,DGPSに関する三級海技士(航海)の筆記試験の過去問題です。

DGPSの問題は,文章の正誤判断問題が中心となります。

※ 出題は,平成20年7月から平成30年2月定期試験までの問題を調べたものです。(類)は,類似の問題を示します。解答は一緒です。「平成/年」を数字で示しております。

問題1

船舶で使用されているGPS受信機により測定した船位の誤差は,一般に何m以下といわれているか。また,海上保安庁が運用しているディファレンシャルGPS(DGPS)を併せて利用して測定した場合の船位の誤差は,一般に何m以下といわれているか。

【出題:22/02,24/02】

問題2

海上保安庁が運用しているディファレンシャルGPS(DGPS)に関して述べた次の(A)と(B)の文について,それぞれの正誤を判断し,下のうちからあてはまるものを選べ。

(A) DGPSを利用するには,DGPS対応型GPS受信機と,DGPSビーコン受信機(又は,これら2種類の受信機が一体化された受信機)が必要である。

(B) DGPSには,GPSのシステム全体とDGPS自体の動作を常時監視し,異常が発生すれば直ちにその情報を送信する機能がある。

(1) (A)は正しく,(B)は誤っている。
(2) (A)は誤っていて,(B)は正しい。
(3) (A)も(B)も正しい。
(4) (A)も(B)も誤っている。

【出題:20/07,22/10,23/10,26/02,26/07,28/02,29/02】

問題3

海上保安庁が運用しているディファレンシャルGPS(DGPS)に関して述べた次の(A)と(B)の文について,それぞれの正誤を判断し,下のうちからあてはまるものを選べ。

(A) 位置を補正するためのデータは,中波無線局(ラジオビーコン)の電波に乗せて送信される。

(B) DGPSの規格は世界共通であり,DGPSを利用するための受信機は日本以外でも使用できる。

(1) (A)は正しく,(B)は誤っている。
(2) (A)は誤っていて,(B)は正しい。
(3) (A)も(B)も正しい。
(4) (A)も(B)も誤っている。

【出題:20/10,25/10】

問題4

海上保安庁が運用しているディファレンシャルGPS(DGPS)に関して述べた次の(A)と(B)の文について,それぞれの正誤を判断し,下のうちからあてはまるものを選べ。

(A) DGPSは,GPSの精度を向上させるため,GPSの誤差データをディファレンシャル補正データに編集しDGPS局から船舶等へ伝送するシステムである。

(B) DGPSの利用可能な範囲は,海上においてはDGPS局から約200㎞以内とされている。

(1) (A)は正しく,(B)は誤っている。
(2) (A)は誤っていて,(B)は正しい。
(3) (A)も(B)も正しい。
(4) (A)も(B)も誤っている。

【出題:22/07,23/07,25/04】

問題5

海上保安庁が運用しているディファレンシャルGPS(DGPS)に関して述べた次の(A)と(B)の文について,それぞれの正誤を判断し,下のうちからあてはまるものを選べ。

(A) DGPSは,GPSの精度を向上させるため,DGPS局で計測した擬似距離の補正値を船舶等へ伝送するシステムである。

(B) DGPSの利用可能な範囲は,海上においてはDGPS局から約200㎞以内とされている。

(1) (A)は正しく,(B)は誤っている。
(2) (A)は誤っていて,(B)は正しい。
(3) (A)も(B)も正しい。
(4) (A)も(B)も誤っている。

【出題:27/02,28/04】

コメント

まずは,GPSがどのようにして位置を求めるかを勉強しましょう。

次に,海上保安庁のホームページに行きましょう。

ほとんど答えが書いてあります。

ちなみにDGPSは,2019年3月1日をもって廃止されます。

その後は,上記の問題が,無くなるでしょうね~

参考サイト

ディファレンシャルGPS:海上保安庁

ディファレンシャルGPSの廃止について:海上保安庁

模範解答

問題1

GPSの誤差は,10m(2σ)である。DGPSの誤差は,基準局からの距離によって精度が異なるが,1~5m(2σ)である。

※ 2σ:標準偏差の2倍のこと。測位点の約95%がこの中に入る。

問題2

(3) :(A)も(B)も正しい。

問題3

(3) :(A)も(B)も正しい。

問題4

(3) :(A)も(B)も正しい。

船長コース
このページでは,海技士試験(航海)の情報を提供していきます。