3N航海 筆記試験問題 水路図誌(2)

以下は,三級海技士(航海)の筆記試験において,水路図誌に関する過去問題です。※ 出題は,平成20年7月から平成30年2月定期試験までの問題を調べたものです。「平成/年」を数字で示しております。

問題

海図等で基準面として使用される「最低水面」とは,どのような水面か。また,これを基準面としているものには,どのようなものがあるか。

【出題:21/07(類),24/10,26/02,28/10,30/02】

コメント

まず,潮汐は,どのように起こるのでしょうか。一般的な知識として,月,太陽の引力が影響して潮汐が起こるというのは,中学生ぐらいの知識としてあるのではないでしょうか。しかし実際には,地球は自転し,地球が太陽の周りを公転し,地球の公転の楕円と地球の自転の軸が若干斜めになっているなど,様々な因子が影響します。

まずは,複雑であるということを理解した上で,いろんな参考書を読み,自分なりの答えを作ってください。
少しだけ解答:最低水面は水深,干出岩の高さ及び潮高の基準面となっております。

参考サイト

潮汐に関する用語について(海上保安庁海洋情報部)

平均水面,最高水面及び最低水面一覧表[解説](海上保安庁)

分潮(Component Tide)(農林水産省)