3N 航海 筆記試験問題 天文航法

3N 航海 筆記試験問題 天文航法

以下は,三級海技士(航海)の筆記試験における,天文航法に関する過去問題です。

※ 出題は,平成20年7月から平成30年2月定期試験までの問題を調べたものです。「平成/年」を数字で示しております。

問題1

次の(1)及び(2)のときに天体の高度観測をすれば,位置の線の利用上どのような利点があるか。

(1) 天体が針路方向に見えるとき。
(2) 天体が針路に対し,正横方向に見えるとき。

【出題:21/10,22/07,25/02,27/04,28/04,30/02】

問題2

測者の緯度と天体の赤緯がともにNの同名で,緯度が赤緯より大きい場合,天体の方位角はどのように変化するか。地平面図を描いて説明せよ。

【出題:22/02,24/04,25/07,26/04,27/10,29/07】

問題3

大洋上において,天体によるコンパス誤差の測定には,(A)北極星方位角法,(B)出没方位角法及び(C)時しん方位角法が主として用いられる。これら3つのうち,下の(1)~(3)に最も適合するものはどれか。それぞれ記号で答えよ。
(1) 水平線が見えなければ行うことができない。
(2) 地域的に実行が制約される。
(3) 船用基準時計示時を秒まで正確に読む必要がある。

【出題:21/07,23/04,25/04,26/07】

コメント

特に問題2は,天測計算を行う上で重要です。