燃料噴射弁の噴射弁(ノズル)を紹介しましょう。
私は、ノズルチップと呼んでいますが、本当は、ノズルだけで良いようです。
ノズルは、ディーゼル機関に装備されている燃料噴射弁(全体)の先端に取り付けられている最も重要な部品です。
この部分が悪くなってくると、燃料の切れが悪くなったり、噴霧が悪くなったりします。もちろん、その結果、燃焼も悪くなります。
ノズルは、本体とニードル弁とで構成しています。
上の写真の左がニードル弁です。
整備前(上掲写真)は、先端にカーボンが付着しています。
上掲写真は、ノズルの先端です。ちょっと写真が悪くてすみません。1つだけ黒い丸が見えますか?ここから燃料が噴射されます。このノズルには、このような穴が6か所ついています。