二級海技士(航海)筆記問題(法規):船員法及びこれに基づく命令 その4

二級海技士(航海)筆記問題(法規):船員法及びこれに基づく命令 その4

以下は,二級海技士(航海)の筆記試験における,法規に関する過去問題です。

※ 出題は,平成18年7月から平成26年7月定期試験までの問題を調べたものです。「平成/年」を数字で示しております。

問題1

下の枠内に示す法第117条の3(危険物等取扱責任者)第1項について: (1) 下線部分の「国土交通省令の定めるタンカー」とは、どのようなタンカーか。

(2) 下線部分の「国土交通省令の定めるところにより」とは、どのようなことか。

(船員法及び同法施行規則)

第117条の3第1項  船舶所有者は、国土交通省令の定めるタンカー(国土交通大臣の定める危険物又は有害物であるばら積みの液体貨物を輸送するために使用される船舶をいう。)には、危険物又は有害物の取扱に関する業務を管理すべき職務を有する者(第3項において「危険物等取扱責任者」という。)として、事項の規定により証印を受けている者を、国土交通省令の定めるところにより乗り組まさなければならない。

【出題:18/07,21/07,24/02,26/02】

問題2

船舶自動識別装置(AIS)を備える船舶の船長は、航行中は、同装置を常時作動させておかなければならないが、どのような場合には同装置を作動させなくてもよいと規定されているか。ただし、同装置を常時作動させることが適当でないものとして国土交通大臣が告示で定める船舶は除く。      (船員法及び同法施行規則)

【出題:24/10】

二級海技士(航海)筆記問題
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