本日の画像は、当サイトの最近の検索ワードにあったバタフライバルブ。
まあ、言葉の感じからして、弁であることは想像がつくと思います。
バタフライ→蝶、ということで、弁体がバタバタ動くようなイメージですね。
学生さんの場合、中々、中を確認する機会はないと思いますので、3Dイメージを作ってみました。
まずは、概観。
ハンドルが付いて回す奴もありますが、小型のバタフライバルブは、こんな感じです。
そして、中を見てみると
こんな感じです。上の画像では、弁が閉じた状態になっています。
そして、開けると
こんな感じ。
そして、お気づきかと思いますが、バルブのハンドル部分には、ギザギザの溝があって、弁の開度を調整できるようになっています。
このため、このバルブは、流量調整を行いたい場所に多く用いられます。
例えば、主機のエアークーラーの温度調整用の冷却水のバルブなど。
ただ、目盛がイクオール流量の割合を示していないことに注意が必要です。
目盛は、ただ単に弁体(中の円盤のようなもの)の角度を示しているだけです。
バタフライバルブの利点
- 閉止能力がよく、コントロールバルブとして使用できる
- 流体抵抗が小さい(流体が流れやすい)
- 開閉トルクが小さく、かつ開閉操作が90°回転のため自動化に適する
- 軽量、コンパクト(大口径も製作可)
参考サイト
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